力士一行、10月・秋巡業中に広島市など慰問へ
2014年9月3日6時0分 スポーツ報知
大相撲の力士たちが、土砂災害で大きな被害を受けた広島市などを慰問する計画が2日、浮上した。10月に中国地方などで行う秋巡業中に力士一行が被災した地域を慰問する案が持ち上がり、両国国技館で行われた力士会で巡業部から協力が要請された。
尾車巡業部長(元大関・琴風)は「広島市以外にも大雨で被害があったと聞いている。もし地元から要請があれば訪問させていただければ」などと話した。今後、実施については関係者と話し合い当地の状況をよく把握してから判断をする構えだ。
また、力士会では東日本大震災の支援についても話し合われた。既に岩手・山田町、宮城・気仙沼市に土俵を贈呈。横綱・白鵬(29)=宮城野=は福島県内の支援を表明しているが「両親を亡くした子や学費のバックアップなど、活動をもっと大きく広くしていきたい」と明かした。