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笹井氏は「大きな財産残した」 ネイチャーに追悼記事

 STAP細胞問題で、英科学誌ネイチャーは4日付で、8月に自殺した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長について「幹細胞研究や組織再生のフロンティアを広げる大きな財産を残した」とする追悼記事を掲載した。

 記事は2008年から笹井氏と共同研究をしていた米カリフォルニア大サンフランシスコ校のアルトゥーロ・アルバレスブイジャ教授が執筆した。

 笹井氏について「独特の笑顔で、柔らかい語り口だった」とし、08年に兵庫県の六甲山を一緒に歩いた際には「誇りと情熱を感じた」と振り返った。笹井氏から忍者の歩き方を教わったという。

 教授は、笹井氏が胚性幹細胞(ES細胞)から複雑な脳や眼の組織を作った成果を紹介し「称賛すべき同僚で、親愛なる友人が自ら命を絶ったことを知り、衝撃を受けた」とつづった。

 教授は「科学コミュニティーが彼を失ったことは真の悲劇だ」と記事を締めくくった。

[ 2014年9月4日 13:26 ]

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