2014-09-05

私がコミケサークル参加するのをやめた理由

売れなかった。本当に売れなかった。

1回めは参加できただけでも良かった、次こそ頑張ろうって思った。

2回めは参加したことを通じて友達が出来たから良かった。一緒に頑張っていこうって思った。

3回めは参加してないやつよりは一歩前にたってるって自分より下の存在を見て自分を慰め、次こそはって思った。

4回めは今までの反省を踏まえていろいろ頑張った上でそれでもダメだったけど、上の人と同じようなことを考ていたことにした。

参加しただけで勝ち組なんて嘘だ。

そんな言葉自分を騙せるのは、まだ参加したことがないやつか、初めて参加したやつだけだ。

せいぜい1回か2回だけ参加しただけの本気じゃない冷やかしだ。ファッション野郎だ。

参加するのがもはや当たり前になって、それでもまだ売れないならば、

少なくとも前より成長したと感じられる何かがなければ、ただただ敗北感だけが残る。

コミケはただただ残酷だ。 どうしようもなく現実を突きつけてくる。 自分価値がないことを痛いほど思い知らされる。

自分が頑張って作った自分分身が、誰にも見向きもされないことは、自分存在価値自体否定されてるように感じる。

だれでもいいから無料でもいいから、道行く人を捕まえて押し付け感想を聞きたいっていう人の気持が痛いほどわかる。

しかった。

この敗北感は、サークル参加恩恵程度では癒やされない。悔しかった。

誰かに見てもらわなければ、踏みにじられた自分分身を誰かに認めさせなければ癒やされない。悔しかった。

サークル参加者になるまでただお客として参加していたコミケは楽しかった。

サークル参加を始めてから現場では胃がキリキリするし、家に帰って緊張がとけたら涙が止まらなかった。楽しくなかった。



5回目で今度こそと思い、なりふり構わず他の人の真似をした。

告知のためにブログで人気の人の作品をマネて作った自分作品を公開したら、

あっさり沢山の人に見られて、いいね!RTがたくさんついてしまった。

しかった。とても嬉しかった。しばらく何回も何回も何回もページを更新するクリックがやめられなかった。





そして、ひとしきりその幸せを味わった後、私はコミケサークル参加するのをやめた。

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