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【ゴルフ】

日本出遅れ16位

2014年9月4日 紙面から

3番でバーディーパットを外し、のけぞる勝みなみ。この後2パットでボギー=軽井沢72で(佐藤雄太朗撮影)

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◇世界女子アマチーム選手権

 ゴルフの世界女子アマチュアチーム選手権は3日、長野県の軽井沢72で2コース(ともにパー72)を使って開幕し、入山コースをプレーした日本はイーブンパーで16位とやや出遅れた。首位は押立コースを回ったカナダで9アンダー。日本は松原由美(大阪・大院大高)が70をマークしたが、勝みなみ(鹿児島高)は74、岡山絵里(大阪・大商大高)は78と苦しんだ。韓国が7アンダーで2位。同大会は2年に1度開催される。団体は各チーム3人中、上位2人のスコアをその日のチームスコアとし、4日間の合計で争う。

◆勝「緊張」50位

 目に見えない重圧に苦しんだ。初出場でエースの役割を担う16歳の勝はスタートダッシュに失敗した。52年ぶりの日本開催で5アンダーを目標に掲げた第1日は2バーディー、4ボギーの2オーバー。147選手中、50位とチームの足を引っ張った形だ。「何をやってもうまくいかない。最初は少し緊張していたのかもしれない」と悔しさをにじませた。

 報道陣を含めて100人を超える観戦者がついて回る注目度の高さ。不運なつまずきからパッティングに狂いが生じた。2番(パー3)で6メートルのバーディーパットを打つ瞬間、観客の携帯電話が鳴った。ボールがカップに蹴られ、結局パー。「音は少し気になった」。集中をそがれると3番(パー4)はボギー。4番(パー4)も5メートルのバーディーパットがカップをかすめるように外れた。「(パットが)入らない。ストレスがたまった」と振り返った。

 5月のワールド・サロンパス・カップ第2日に10バーディー(3ボギー)で大会アマ最少ストロークの65で回ったラウンドを引き合いに、「最後まで何が起きるか分からない」。残り3日間の巻き返しを誓い、会見後は練習場に直行した。

 (大窪正一)

 

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