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【プロ野球】代打井端がラッキー逆転打 巨人きょうにもM22点灯2014年9月4日 紙面から
◇巨人4−2広島巨人が2試合連続で逆転勝ちした。0−1の5回1死二、三塁で代打井端が2点適時打を放つと、続く長野の2ランで突き放した。小山は5イニング1失点で5勝目。その後は継投でかわした。広島は前田が6イニング4失点で8敗目を喫した。 ◇ 前橋に場所を移しての首位攻防戦。巨人・井端のバットがチームに勝利をもたらした。1点を追う5回1死二、三塁。小山の代打で登場し、広島・前田のシュートを逆方向へはじき返した。 一、二塁間に飛んだ打球はボテボテのゴロ。前田と一塁手・松山は捕球することができず、二塁手の菊池は一塁ベースカバーに回っていた。3人の間をすり抜けるようにコロコロと右前へ。三塁走者のロペスに続き、二塁走者の村田も生還させる逆転2点適時打だ。 「ゴロを打てば、三塁走者がかえってくると思ってました」。8月14日の阪神戦(東京ドーム)以来の打点をクールに振り返った井端。形はともあれ、値千金の一打で難敵を攻略した。「勝ったことに意味があるので、良かった」。百戦錬磨の男はこの1勝が持つ価値を誰より理解していた。 指揮官の勝負手に見事なまでに応えた。4回まで1安打の巨人。5回の好機では「ここで攻めに転じる」と考えた原監督は、小山に代打を出すことを素早く決断した。井端の思いも同じ。ロペスが出塁した時点で、声がかかることを予想していた。 準備を進めながら、冷静に流れを読んだ井端。打席に立った時には腹を固めていた。「バットに当てないことには点が入らない」。こう思うからこそ、内角に食い込む球にためらわずバットを出していった。まさしく執念。原監督が「ナイスビッグイニング」と評した逆転劇の中心となった。 2位・広島とのゲーム差は3。4日も勝ち、甲子園でDeNAが敗れると待望のマジック「22」が点灯する。井端の気持ちも高ぶる。「1試合戦った後、全部を出し切ったと思える試合をやっていければいい」。G戦士として初のリーグ制覇に到達するまで、完全燃焼し続けていく。 (川越亮太) PR情報
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