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タリバンが情報機関や警察を襲撃 12人死亡
9月5日 0時00分

アフガニスタン南東部で、情報機関の支部と警察署が、反政府武装勢力タリバンの襲撃を受け、これまでに12人が死亡、140人以上がけがをし、駐留する国際部隊の撤退が進むなか、タリバンの攻勢が強まっています。

アフガニスタン南東部のガズニ州で、4日早く、情報機関の国家保安局の支部と隣接する警察署の建物の前で2台の車が突然爆発しました。
そのあと、武装したおよそ20人の集団が国家保安局と警察署の敷地内に侵入し、治安部隊との間で銃撃戦となりました。
内務省によりますと、銃撃戦はおよそ3時間続き、これまでに警察官や近くにいた市民合わせて12人が死亡し、140人以上がけがをしたということです。
事件のあと、反政府武装勢力タリバンが声明を出し、「情報機関と警察をねらって攻撃を仕掛けた」として犯行を認めました。
アフガニスタンでは、ことし6月の大統領選挙の決選投票を巡る混乱が続いているほか、ことし末までに、戦闘任務を終える国際部隊の撤退が進むなか、タリバンの攻勢が強まっていて、治安の悪化に拍車がかかっています。

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