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ウクライナのNATO加盟 ロシアけん制
9月4日 21時13分

NATO=北大西洋条約機構の首脳会議が行われるのを前に、ロシアのラブロフ外相は、ウクライナ政府がNATO加盟に向けた動きを進めていることに言及し、「親ロシア派との対話の努力が水の泡となるだろう」と述べ、ウクライナ東部の戦闘が収まらなくなると、けん制しました。

ロシアのラブロフ外相は4日、モスクワでヨーロッパ評議会のヤーグラン事務局長と会談しました。この中でラブロフ外相は、ウクライナ政府がこれまで堅持してきた「非同盟」の立場を撤回する法案を閣議で決定するなど、NATO加盟に向けた動きを進めていることに言及しました。
そのうえで「こうした試みによって、ウクライナ政府と親ロシア派の対話の努力が水の泡となるだろう」と述べ、NATO加盟に向けた動きを続ければ、ウクライナ東部の戦闘が収まらなくなるとけん制しました。
ロシアとしては、イギリス南西部のウェールズで4日、ウクライナのポロシェンコ大統領も招待され、NATOの首脳会議が始まるのを前に、隣国ウクライナのNATO加盟は容認できないとする立場を改めて強調したものとみられます。

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