デング熱　国内感染は12都道府県であわせて59人に

フジテレビ系（FNN） 9月4日(木)21時44分配信

デング熱の国内での感染者が広がっている問題で、東京都は、4日午後の記者会見で、東京・渋谷区の代々木公園で採取した複数の蚊から、デングウイルスが検出されたと発表し、代々木公園の大部分を封鎖した。
東京都は、記者会見で「(代々木公園の)調査地点10カ所中、4カ所で採取した蚊からデングウイルスが確認されました」と話した。
東京都が、園内10カ所で蚊を採取して調べたところ、4カ所で採取した複数の蚊から、デングウイルスが検出された。
これを受け、東京都は、園内でウイルスを保有する蚊が採取されたA地区を、4日午後2時から封鎖した。
A地区は、代々木公園の面積の大半を占めている。
代々木公園が封鎖されるのは、1967年の開園以来、初めてのこと。
厚生労働省などによると、デング熱の国内感染は、12都道府県で、あわせて59人となっている。