佐々木主浩の実娘、継母・榎本加奈子のイジメで自殺未遂?家を追い出し「風俗でもやれ」?

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 横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)や米メジャーリーグのシアトル・マリナーズで“抑えの切り札”として活躍し、今年1月には野球殿堂入りを果たした元プロ野球選手・佐々木主浩。その佐々木の実娘(長女)が、9月3日発売の「週刊文春」(文藝春秋/9月11日号)で、継母である女優・榎本加奈子からイジメ的行為を受け自宅を追い出され、さらに「風俗でもやれば」などの暴言を浴びせられ自殺未遂を図った過去を告白している。
 
 佐々木はこの長女の実母との離婚前から榎本と不倫関係にあり、離婚成立直後に榎本と結婚したことはすでに知られている。同誌によれば、佐々木と榎本の結婚後、長女は中学1年生の時にふたりと実の弟との同居生活が始まると、実母との連絡を一切禁じられた上、自宅で榎本に話しかけた際には「あっち行って」と手を振りながら拒絶されたという。さらに、榎本から「一緒に住めないから出て行って」と言われ宮城県の祖母の家へ追い出され、高校卒業にアルバイトを掛け持ちする生活の中で佐々木に家賃の支援をお願いすると、榎本は「風俗でもやれば」と突き放したという。そうしたことが重なり長女はついに自殺未遂まで図り、一命を取り留めた後、榎本から「ウチの家に迷惑かけないで。世間にバレたらどうしてくれるの?」などと批難されたという。

 もしこれらの内容が事実であれば、榎本の行為、さらにはその事実を知りながら看過し続けた佐々木の態度は虐待と受け取られても仕方のないものだといえよう。佐々木夫妻のほかにも、子供を持つ芸能人が前夫との離婚や死別の後に別の芸能人と結婚するケースはみられるが、週刊誌記者は「今回のような事例は聞いたことがない」と話す。

「女優・大竹しのぶは初婚相手のTBS局員との間に長男を授かったが、夫が死去。その後、大竹は長男を連れ当時人気絶頂のお笑いタレント・明石家さんまと結婚しました。さんまは長男に辛い思いをさせないため自分のことを『お父さん』ではなく『ボス』と呼ばせ、大竹との間に長女で現在はタレントのIMALUが生まれた後には、帰宅すると必ずIMALUより長男の頭を先に撫でるなど気を遣って大切にしていたというのは有名な話です。そのため、大竹とさんまの離婚後も“元”家族4人で食事する光景がよく目撃されています。

 また、昨年亡くなった女優・坂口良子も会社役員と離婚後、1998年からプロゴルファー・尾崎健夫との交際をスタートさせますが、ふたりは坂口と前夫の長女で現在はタレントの坂口杏里のことを思い、坂口ががんで亡くなる前年の2012年まで正式に籍を入れませんでした。そのため、尾崎と杏里は現在でも良好な関係を築いています。世間的な評判が大切という理由も一つにはあるのかもしれませんが、芸能人や有名スポーツ選手の再婚夫婦で、どちらか一方の連れ子に夫婦で虐待的行為をするというのは、最近では聞いたことがありません」(同)

●子供の心に一生傷が残る恐れも


 また、自身も里親として里子を育てながら、里親・里子問題の支援活動に携わる専門家は、佐々木と榎本の行為が長女に与える影響について次のように懸念する。

「さまざまな理由で実の親元を離れ、血のつながりのない里親夫婦の家庭に入った里子は、どんなに里親が里子に愛情を注いで向き合っても、『捨てられるかもしれない』という不安や愛情確認のため、あえて里親に反抗的な態度を行ったり、問題行為を繰り繰り返すことがよくあります。数多くの里子を育てた経験のある里親の方でも、新しい里子を迎えるたびに試行錯誤しています。子供にとってみれば、実の親元から離され他人の大人との同居を強いられるということは、大人が想像もつかないくらい不安な精神状態になります。今回の佐々木さんの例は里親・里子ではありませんが、被害体験を告白している長女のように繊細で複雑な思春期の子供であれば、急速に自我が生まれ揺れ動いている時期でもあり、佐々木さんと母親である榎本さんが配慮の欠いた対応をしてしまうと、長女の心に“一生の傷”を残してしまいかねず、極めて危険な行為だといえるでしょう」

 今回の「文春」の報道が事実であれば、佐々木と榎本の行為は、決して許されるものではないだろう。
(文=編集部)