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セアカゴケグモ鈴鹿で130匹
09月01日 19時11分

セアカゴケグモ鈴鹿で130匹
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三重県鈴鹿市で先週、毒性の強いクモ、セアカゴケグモが約130匹見つかり、市は素手で触らないよう注意を呼びかけています。
鈴鹿市によりますと、8月29日、鈴鹿市伊船町で、セアカゴケグモを見つけたと市民から連絡があり、職員が確認すると畑に沿った市道で200メートル余りの側溝のふたの裏から、セアカゴケグモが約130匹見つかりました。
セアカゴケグモは、毒があるメスの体長が1センチ程で、全体的に黒く、背中に赤い帯状の模様があるのが特徴で平成7年に大阪で初めて見つかって以来、全国に生息範囲が広がっています。
かまれると針で刺されたような痛みがあり、症状が重い場合、痛みが全身に広がり頭痛や吐き気などの症状が出るおそれがあります。
今回はメスが約30匹見つかり、あとは子どものクモで、卵の塊も30個ほど見つかりました。
鈴鹿市で見つかったのは去年9月以来4例目でこれまでに人への被害は出ていないということですが子どもや卵が見つかったのは初めてです。
鈴鹿市は「繁殖が進み市内全域に生息している可能性がある」として、見つけた場合は素手で触らず殺虫剤などで駆除し、万が一かまれた場合にはすぐに病院で診察を受けるよう注意を呼びかけています。