東海 NEWS WEB
名古屋放送局WEBへ

マイエリア

地域ニュースを最大2つ表示できます。
都道府県を選択して、設定ボタンを押してください。

設定方法

ニュース詳細

接触禁止解除で市長幹部会出席
09月02日 19時15分

接触禁止解除で市長幹部会出席
3004197022_20140903095308.mp4

浄水設備の導入をめぐって名古屋の業者から賄賂を受け取った罪に問われている、岐阜県美濃加茂市の市長が、保釈の条件として付けられていた、市の幹部などとの接触禁止が解除されたことを受けて、市長と幹部全員が、出席する会議が2日、開かれました。
岐阜県美濃加茂市の市長、藤井浩人被告(30)は、8月25日に保釈されましたが、裁判の証人になる可能性のある副市長を含む、市の幹部などと、接触を禁止する条件が付けられていました。
このうち市の幹部などについて、8月29日までに証人になる可能性がなくなったとして条件が解除されたことを受けて、2日午前、市役所で、藤井市長と幹部全員が出席する会議が開かれました。
会議は非公開で行われ、市によりますと、広島市で起きた土砂災害を受けて、市内にある、土砂災害の恐れがある区域への対応マニュアルを作ることのほか、今年11月に行う予定だった市政60周年の式典を延期することが決まったということです。
一方で、事件に関する話は、一切出なかったということです。
会議のあと、海老和允副市長は、「幹部全員が参加して情報共有できた。相手の顔をみて話せたので内容の伝達が速かった」と話していました。
藤井市長は、NHKの取材に対し「事件について裁判の前なので話すことができない」としています。