たばこの火で腕に痕 元同級生に賠償求める

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 腕にたばこの火を押し付けられ多数のヤケドの痕が残ったなどとして、宮城県仙台市内の高校に通っていた少年が当時の同級生を相手どり損害賠償を求めている裁判が4日から始まった。

 原告の少年(18)は2012年5月、腕にたばこの火を押し付けられ、多数の痕が残ったなどとして、当時、同級生だった男子生徒とその両親に、5300万円あまりの損害賠償を求めている。

 裁判は4日から仙台地裁で始まり、被告の元同級生側は、腕にたばこの火を押し付けた加害行為については認めた。その一方で、加害行為は「原告の少年の依頼に基づき行われた」などと主張。「違法性はなかった」として、訴えを退けるよう求めた。

 次回の裁判は来月16日に開かれる予定。