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ダイソンが掃除ロボット市場に参入、「ダイソン 360 Eye」を日本で発表

dyson今日の夕方、東京タワーのふもとにある東京タワースタジオというところで、家電メーカーのダイソンが派手なメディア発表会を行い、創業者のジェームズ・ダイソン氏自ら新ジャンルへの参入となる製品「ダイソン 360 Eyeロボット掃除機」を多数の報道陣の前で披露した。ダイソンといえば、サイクロン掃除機や羽根のないファンなどで知られるが、2015年春に発売予定という新製品は、2002年にiRobotのルンバが切り拓いたロボット掃除機市場だった。価格は未定だそうだ。

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ルンバには類似した製品が多く登場している。ダイソンは今回の新製品を「最も吸引力の高いロボット掃除機」とうたう。吸引力をのぞくと、既存のロボット掃除機とダイソン360 Eyeの違いは、大きく3つある。1つはサイズがふた回りほど小さいこと(その分、ちょっと高さがある)、そして360度の全方位をパノラマ30fpsで撮影(認識)する独自のカメラを搭載していること。最後の1つは駆動系に車輪ではなく、キャタピラのようなベルト駆動方式を採用していることだろう。

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360度カメラと赤外線センサーで常に全周を認識することで、部屋の中に定点観測するポイントを探し出し、そうした観測ポイントを基準に部屋をマップを作成し、効率よく巡回できるのが特徴だという。常に360度ぜんぶが見えてるので、一方向にしか見えないカメラと異なり、「一部の視界がさえぎられても問題がないし、後ろを見るために回転する必要もない」(ダイソン氏)という。

ルンバは壁にぶつかっては角度を変えて動き出し、というランダムウォークを繰り返すことで部屋を掃除する。これに対して、ダイソン360 Eyeは蚊取り線香を真四角にしたような軌跡で部屋を、重複なく掃除するのだという。ルンバとは名指ししなかったが、ダイソン氏は「ランダムな動きはパーフェクトとは言えない。なぜならバッテリーを無駄遣いするからだ」と繰り返しながら説明とデモを行った。ダイソン360 Eyeは未掃除部分を常に認識しているそうだ。

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ベルト駆動方式を採用している点も、既存製品を利用したことがある人なら、なるほどと思うかもしれない。車輪方式ではフローリングとカーペットの境目で片輪だけが滑り、進行方向が変わってしまうようなことがある。また、少しぐらいの段差やモノであれば、乗り越えることができるそうだ。朝オフィスに来たら、電源タップとイーサーネットケーブルの塊に「座礁」しているルンバもカワイイと思わなくもないが、救助活動なしに完全自走式で掃除してくれると楽かもしれない。

iPhoneやAndroid向けに「Dyson Linkアプリ」を用意していて、外出先や海外出張先からでもダイソン360 Eyeの掃除の様子を確かめたり操作できる。曜日ごとの掃除スケジュールなんかもあるそうだ。

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コメント

ジョバンニ
「秘密の質問」の存在自体がセキュリティホールだよね。
yst
惜しい。切替方法がなんでダイヤルなんだ。。。ボタン一発で切り替えれればいいのに。
有坂
回答率は良くても実情はとんでもないダメアプリですよ運営は仕事しないし。無断転載、著作権侵害の温床です…
Ichiro Mizoguchi
ジョガーとしては「朝のランニングで家にスマートフォンを置いたまま、どこをどう走ったかなどを記録できる…
Ichiro Mizoguchi
トラックボールも欲しくなりそうな気がするんだけど、付けなくてよかったのかな??
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