道仁会会長ら３人に無罪判決09月04日 19時51分
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久留米市に本部がある指定暴力団「道仁会」の会長など３人が暴力団員であることを隠してゴルフ場を利用したとして詐欺の罪に問われた裁判で、東京地方裁判所は、「名前などを偽りなく申告しており だます意図があったとはいえない」と判断して、３人に無罪を言い渡しました。
久留米市に本部のある指定暴力団「道仁会」の小林哲治会長（５８）や東京・板橋区に本部のある住吉会系の暴力団、幸平一家の加藤英幸総長（６７）など３人はおととし１２月と去年１月、暴力団員の利用が禁止されている沖縄県内のゴルフ場で、暴力団員であることを隠してプレーしたとして、詐欺の罪に問われました。
４日の判決で、東京地方裁判所の齊藤啓昭裁判長は「ゴルフ場の利用申込書には暴力団関係者であるかどうか確認する欄がないうえ、３人は名前や住所などを偽りなく申告している。暴力団員ではないと装ったとも認められず、だます意図があったとはいえない」と判断して３人に無罪を言い渡しました。