根性焼き損害賠償 裁判始まる09月04日 15時46分
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仙台市の私立高校に通っていた元男子生徒が、同級生だった少年にタバコを腕に押しつけられてやけどを負ったなどとして、少年と保護者に損害賠償を求めている裁判が始まりました。被告の少年側は「根性焼きは頼まれてやった」として請求を棄却するよう求めました。
仙台市の私立高校に通っていた元男子生徒は、おととし同級生だった少年からタバコの火を腕に押しつけられるいわゆる「根性焼き」を20回以上されてやけどを負い、腕に痕が残ったほか、うつ病や神経障害を患ったとして両親とともに、少年と保護者にあわせて5300万円あまりの損害賠償を求めています。
仙台地方裁判所で始まった裁判で被告の少年側は、「根性焼きは、元男子生徒に頼まれてやった。少年に責任はない」として損害賠償請求を棄却するよう求めました。
今後、裁判で、元男子生徒がどのような経緯で根性焼きをされたかなどが審理されるということです。
次回の裁判は来月16日に行われます。