次回予告
2014年9月4日 放送中古車解体業に革命を!
“車の後始末”で世界を変える町工場
会宝産業 社長
近藤 典彦(こんどう のりひこ)
日本国内で1年間に販売される新車の台数は約530万台。その一方で廃車になる中古車は約340万台に上る。そのほとんどが国内に約2500あるという解体業者によって解体され、鉄くずや使える部品として仕分けられる。今その中古部品に注目しているのが海外の自動車部品バイヤー達だ。海外での日本車の人気は高く、新車だけでなく中古車需要も膨らむ中、修理するのに必要な部品の需要も高まっているのだ。そんな自動車部品の取引額で業界最王手の自動車解体業者が石川県金沢市にある。世界74カ国と取引する「会宝産業」だ。独自の取り組みで海外バイヤーから注目され、小さな町工場からグローバル企業へと成長をとげた。日本の自動車解体業のイメージを覆す取り組み、 世界へ日本の解体技術を広めるプロジェクトなど、その動きは業界内、さらには海外からも注目されている。社長の近藤は言う。『地球上を走る11億台の車を無駄無く再利用できるビジネスモデルを構築する』。知られざる自動車中古部品ビジネスの全貌に迫る!