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医療

炭水化物抜きダイエットは健康に良いという研究結果 67

ストーリー by hylom
諸説色々 部門より
taraiok 曰く、

ダイエットの手法の一つとして「炭水化物抜きダイエット(糖質制限)」がある。新しい研究によれば、このダイエット法はよりも優れた健康効果を持っていることが判明したそうだ(The New York TimesAmerican College of PhysiciansSlashdot)。

実験は臨床心血管疾患や糖尿病などに掛かっていない148人の男性と女性を対照に1年間行われた。グループを強いカロリー制限を行った「低脂肪食グループ」とほぼアトキンスダイエットに準拠した「低炭水化物グループ」に分けた。

実験の結果によると、低炭水化物グループは低脂肪食グループの人よりも平均で約8ポンド(約3.6kg)の体重減少に成功。低脂肪食グループは体重を減らすことはできなかった上、脂肪ではなく筋肉を喪失しているように感じられたという。また低炭水化物グループはいわゆる善玉コレステロールが増えていたという。悪玉コレステロールは、両グループとも同等の割合であったとしている。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 15時18分 (#2670462)

    ひじょーーーうに大きな間違いなので
    炭水化物「抜き」とは書かないで欲しい >>編集子および他のカキコの人

    炭水化物は人間にとって重要な栄養素であり、
    問題は「取り過ぎていること」なので「取らないようにする」という対応はNGである。

    下手すりゃ死ぬし、ダイエット的にも炭水化物ゼロは効率が悪くなるので
    「制限する」「減らす」と書いて欲しい。

    本来ダイエット=食餌療法は栄養計算が必須なので
    それをしない素人は極端に走ってはいけない。
    計算が面倒臭ければ主食を半分に減らせ。それで十分だから、
    決して「抜く」ことのないように。

    • by digoh (17917) on 2014年09月04日 16時23分 (#2670522) 日記

      ほんとコレ大事ですね。

      一言に「炭水化物抜き」あるいは「糖質抜き」と称していても、手法や程度は様々。
      極端なことを言えば「ご飯を半分に減らす」から「糖質・炭水化物を可能な限り抜く」まで幅がある。(後者を真面目にやったら倒れるよー)

      医師の指導を必須としない場合、たいていは軽いものから、
      例えば「夕食だけごはん・麺・パン無し」(おかずは普通)とか
      「ごはんは茶碗1杯、おかずは糖質が低いもの・GI値が低いもののみ」
      みたいな感じでスタートしたりするもんで。

      うさんくさいダイエット本でも普通はその辺書いてあるものですけど、ネットで小耳に挟む程度だと誤解しがちですよね。

    • どう見ても、炭水化物ゼロダイエットが体にいい事が証明されたと勘違いするよ、これ。
      下手したら死ぬ可能性もある訳だから、とりあえずタイトルだけでも修正した方がいいんじゃないかな?>hylomさん

    • さて、ここにぶら下げます。

      40歳代前半。男。身長175cm。
      1年前:体重89kg
      今  :体重66kg
      運動 :何もしていない
      煙草 :20本/日(ここ10年ぐらい変わらず)
      仕事 :内勤(PC作業)と外勤(客先打ち合わせ等)が半々くらい

      1年かけて減ったのではなく、半年ちょっとで減り、現在維持中。

      やったこと
      ・ご飯を普通サイズの茶碗2杯食べていたのを2/3杯にした。
       ご飯付きの食事でご飯を抜くことはしない。
      ・昼飯に最低週1ラーメン食べていたのを月1くらいにした。
      ・毎日「午後の紅茶」を飲んでいたのをミネラルウォーターにした。
      ・週1くらい食べたいだけ食べる。

      以上。他に何もしていない。
      最初1カ月くらいはひもじかったが、そのうち慣れた。
    • by Anonymous Coward

      米完全抜きは正直辛すぎですよ。
      食事が寂しくなるし、腹持ちが悪くなって間食増えるし。
      減らすだけでも相当効果があるので、完全炭水化物抜きはやめた方がいいに賛成1票。

      大ライス→小ライスに減らすとか、昼飯はご飯抜きにするとか程度でも大分違う。
      あと、お菓子(主原料小麦粉)、ソフトドリンク(主原料ブドウ糖=トウモロコシ)を断つのはかなり重要。
      特に甘い飲み物はガブガブ飲んでしまうので、カロリーとりすぎる。

  • by miyuri (33181) on 2014年09月04日 18時03分 (#2670601) 日記

    強い熱量制限を1[年]続けて、約3.6[kg]の減少っていうのは結構残念な感じ。
    元々ダイエット不要な人々の気がするする。

  • 元コメのリンクにもありますが、砂糖などの単糖類や、白米や白い麺類やパンなど精白された穀物を制限するのがキモのはず。
    先ずは砂糖入りの清涼飲料水をお茶かミネラルウォーターに代える。お菓子は食べない。パスタはなるべく減らす。ご飯は玄米か雑穀米。パンも糖類の少ないものに代える。ってとこかな?
    炭水化物を断つのは、他の人のコメントにあるようにとても危険。吸収が早くてカロリーの大きい糖系統を減らすのが良いらしいです。
  • by nemui4 (20313) on 2014年09月04日 14時21分 (#2670411) 日記

    米やパンや野菜を食べずに「肉だけ食べてる」とみるみる痩せるそうな。
    ただしウンコがおそろしくかたくなっててトイレで苦しむという弊害があるとのこと。
    #ソースはドランクドラゴン鈴木拓さんの経験談(ANゼロ/ウーマンラッシュアワー)。

    元々痩せてる人と、根っから太い人でも同じ結果になるのかな。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 14時38分 (#2670421)
    アメリカ人と炭水化物が主食の日本人には同じ結論は適用できない気もするけど
    • by Anonymous Coward

      炭水化物を主食にしてるのは
      ここ数千年の短い期間だけ
      一時的なもん

      • by ncube2 (2864) on 2014年09月04日 15時04分 (#2670446)

        炭水化物と農耕の産物の穀物とを混同しているんじゃあ。

      • by Anonymous Coward

        森のなかで木の実を食べていた頃は?

        • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 15時19分 (#2670463)

          木の実から必須動物性脂肪を接種するのは不可能ではないが、歩留まりが悪すぎて糖質過多になる。人類が穀物を食べる最大の要因は保存性の問題で、そこに繁栄の鍵があったことは確かだろうけど、人類はピュアな魚食による必須動物性脂肪摂取によって頭脳を発達させてきた、という歴史がある。他のサルと人類の差を端的に言うと「魚を食べ続けるサル」だったと考えられる。

  • 友人が炭水化物抜きダイエットに挑戦していましたが、
    減量には成功したものの精神的に相当参ってしまったらしく、
    体調も崩してしまったのを覚えています。
    普段から炭水化物を大量に摂取している人は気を付けた方がいいかもしれません。

    --
    一人以外は全員敗者
    それでもあきらめるより熱くなれ
    • by nemui4 (20313) on 2014年09月04日 15時00分 (#2670440) 日記

      >体調も崩してしまったのを覚えています。

      ご友人の場合、どういう風に体調を崩したんでしょうか。
      鈴木拓さんの場合だと大の方の排泄がしにくくて困ったこと以外は特に問題なかったみたいです。

      >普段から炭水化物を大量に摂取している人は気を付けた方がいいかもしれません。

      禁断症状みたいなもんがあるのかな。

    • by Anonymous Coward

      もうちょっと具体的にお願いします。
      知り合いが炭水化物ダイエット中です。14kgやせたと言ってます。確かに以前よりだいぶ細くなった印象です。まだやるそうなので、やばそうに見えてきたらアドバイスしようと思います。
      こういうのって、本人は自覚もないし、歯止めも出来なさそうだし。

      • 友人は運動と合わせて炭水化物抜きダイエットしてたんですが、
        ある日ぶっ倒れて2、3日ほど寝込んでしまいました。
        多分ハンガーノックを起こしたんじゃないかと思われます。
        運動しないで炭水化物抜くのはまだしも、運動するとどうしても糖を消費するので燃料切れになっちゃうようです。
        しっかり運動した日くらいは米食っとけ、とは言ったんですがどうもご飯を受け付けなくなってしまったみたいで、
        拒食症も発症したものと思われます。

        今ではそこそこ食ってちゃんと運動も続けているからだいぶ良くなっているみたいで一安心なのですが。

        --
        一人以外は全員敗者
        それでもあきらめるより熱くなれ
      • 低炭水化物ダイエットは、本来は糖尿病や過度の肥満の方が医師の指導の下に行うために考案された、極端なダイエット法です。
        一般人よりも余程体重に気を遣うプロボクサーでさえ計量の一週間前に限って行うほど、体調・健康に影響します。
        必要が無ければやるものではありません。

        • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 15時17分 (#2670461)

          > 低炭水化物ダイエットは、本来は糖尿病や過度の肥満の方が医師の指導の下に行うために考案された、
          間違い。
          元々、美容痩身から始まっている。
          起源を辿ってもWalter Voegtlinあたりだし、無理にさかのぼってもWilliam Bantingあたりに行き着く。いずれにせよ、美容痩身が目的。
          治療用に使われるようになったのは後の話。

    • by Anonymous Coward

      ダイエットだと力みすぎるとそうなります。

      体重が92kgくらいあって腰を痛め、せめて85kgくらいを目標に落としてくれさもないと歩けなくなると医者に懇願いや脅され、別スレッドにある江部医師のブログを1月に有人から紹介されて、ゆる~く始めてから8ヶ月たちました。
      そのブログにもあったのですが(いま見つからないが)、長続きするコツは「断つ」ではなく「減らす」です。まあなんでもそうですが完全を求めるほど挫折します。
      昼は食べてもいい、でもその日の夜は食べない。
      みんなで居酒屋に行ったとき、一人別メニュー頼んだりしない、でもその日の昼は食べないでおく。

      感想としては、最初は何を食っていいか分からず面食らいます。
      炭水化物というからには米、パン、うどんが一気に食えなくなります。ポテトサラダも寿司もダメです。ということで、ファーストフードとコンビニ弁当と宅配物が一掃されます。
      社食が使えるなら小鉢ばかりとか、コンビニならグラタンや麻婆豆腐のような一品物がメインになります。

      というくらいのゆるさなら、特に心を荒ませなくても続けていけます。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 14時51分 (#2670433)

    母親が脂質代謝異常なので炭水化物抜きダイエットをやらせてみたところ、善玉コレステロールが増えた
    でも、ストレスが溜まるから効果が出てすぐやめてしまった

    炭水化物抜きダイエット提唱者は炭水化物以外なら何でも食べていいと行っていたけど、
    正直拷問のような気もしなくもない

    • by Anonymous Coward

      低脂肪ダイエットの、精進料理も裸足で逃げるようなメニューよりはマシってことじゃないかな。
      あるいはバナナダイエットとかの栄養不足で痩せるよりは。
      ダイエットしなきゃヤバイというのは先進国で多い悩みだから、しないほうが健康と言われても困るし。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 14時49分 (#2670431)
    >このダイエット法はよりも優れた健康効果を持っている
    「よりも」を抜けば意味は通る。
    #低脂肪食「よりも」なんだろうけど。
  • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 14時53分 (#2670434)

    いずれも、あまり表に出ない割に、俺にとって重要な点がある。それは、

                カフェインをとってはならないこと。

    コーヒー抜きの生活なんて耐えられるかってんだ。

    • by Anonymous Coward

      たばこと同じで、少しずつカフェイン抑え目の代用食品を増やし、最終的にゼロにしていけばいいだけの話です。

      また摂取してないと翌日動けなくなる等のカフェイン依存症でなければ、
      いきなりゼロにして、ノンカフェインのコーヒー、コーラ、紅茶、栄養ドリンクなどにすれば意外と平気です。
      (コーヒーを飲みたい!というような衝動を解消できます。満足感を増やすために、お手軽なインスタントではなく、手間のかかる茶葉や簡易ドリップの物を使用することをお薦め。)

      ただし、カフェインが一気に抜けるときに頭痛風邪のような症状がでますケドね。
      人によって3日目から6日目

  • by Anonymous Coward on 2014年09月04日 15時07分 (#2670450)

    たまに太ったなぁと思った時に炭水化物をほぼゼロで、ジムで運動しまくったりしますが、

    なんだか、ふらふらして力が入らないような感じになる時がありますね。

    効果はあるんだけど、なんだか危なっかしい気がする。

    化学的な根拠はないけれど、自分の体がそう言っているような。

    • by help (36022) on 2014年09月04日 16時49分 (#2670545)
      その現象は日本語ではハンガーノック [wikipedia.org]になっているといえます。 要するに脳の栄養であるブドウ糖が枯渇して、ノーミソが動かなくなっています。 体も筋肉が動かなくなります。 軽いハンガーノックなら単なる低血糖ですみますが、ひどいと死ぬ恐れがあります。

      半可通な私の知識では、脂肪を代謝して筋肉を動かすには、少なくとも同じエネルギー量の炭水化物が必要であります。 負荷が最も軽いときには 1:1 程度で、負荷が上がるにつれ炭水化物依存度が上がり、最大負荷のときには脂肪代謝はほぼなくなり、ほとんど炭水化物のみで筋肉が動くようになるとのこと。 したがって、効率よく脂肪燃焼させようと思うなら、軽い負荷で、仕事量の二倍程度の炭水化物の補給をするといいでしょう。

      なお、この時の計算は、以下のような感じです。 最も軽い負荷のときの仕事率で脂肪代謝と炭水化物の代謝が 1:1 で、人間の骨格筋の効率を 25% [wikipedia.org]としたら、仕事量の二倍程度の炭水化物で脂肪の消費とバランスします。 これを続ければ仕事量の二倍の脂肪が燃えることになり、痩身につながります。 経験上、この方法で、ある特定の部位だけ痩せるということはできません。 また計算すればわかりますが、運動で痩身というのは恐ろしく大変です。

      たとえば、当方の経験では、自転車で 32 時間かけて 600㎞ ほど走るのに約 50,000kJ ほどのエネルギーが必要でした。 もし、脂肪 1kg ほどを燃やしたいなら、上の計算では同量の炭水化物も同じ量のエネルギーが必要ですね。 …で計算すると脂肪 1kg のエネルギー量は約 30,000kJ ありますので、炭水化物と合わせて約 60,000kJ 分でやっと燃やせることになり、ヘロヘロになって 600㎞ 走っても燃える脂肪は 1kg に満たないということになります。

      反対に現在の食事で体重が増減しないなら、ちょっと乱暴な計算ですが…ごはんをおにぎり一個増やして、毎日二時間かけて 30km ほど自転車に乗ってみると、机上の計算では一か月で 1kg ほど脂肪を燃やせます。…だから痩身だけを考えるなら食事をちょっと減らすほうがいいと思います。

    • by Anonymous Coward

      そもそも、ジムで運動しまくるような人に向けての話ではないのではないかと。

      常に運動して脂肪を消費させてれば、炭水化物が脂肪になっても別に問題ないわけで。

    • by Anonymous Coward

      > なんだか、ふらふらして力が入らないような感じになる時がありますね。

      頭のエネルギーがなくなるからね。

    • by Anonymous Coward

      炭水化物を抜いて運動することほど危険なことはありません。
      ハンガーノック状態に進んで飛び込んでいるようなものです。

      # 効果的に脂肪を燃やすには、筋トレした後に有酸素運動するのがオススメ。

    • by Anonymous Coward

      私も一週間ほど炭水化物0の食事生活してみたら、
      水曜あたりからどんどん体力が落ちてくというか
      疲れやすくふらふらするみたいな感覚になったので
      完全0は一週間で諦めました。(業務効率が落ちるのはさすがに気が引けた)
      たぶん糖分が足りてなかったのかなぁと思うんだけど、
      炭水化物の代わりにあまいもん食いまくってたら意味ないし…と
      やっぱちゃんとした方法でやらんと続かないもんですね。

      でもその一週間のおかげでそれ以前よりは炭水化物摂取量は減って
      体重は、減りはしないものの、増加も止まりました。

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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