仏大統領、ロシアへの軍艦引渡しは当面困難と言明
[パリ 3日 ロイター] - オランド仏大統領は、ロシアへのミストラル級強襲揚陸艦の最初の引き渡しについて、「現時点で引き渡しが認められるような条件は整っていない」として、引き渡しは当面困難との認識を示した。
大統領は声明で「ロシアによる最近の行動は、欧州安全保障の基本に逆らうもの」と述べた。
一方、ファビウス外相はBFMテレビに対し、大統領声明に関連して、揚陸艦引き渡しの門戸が完全に閉ざされたわけではなく、将来的には引き渡しの条件が整うことを希望するとの考えを示した。
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