はてな村奇譚の最中だけれど、ともあれはてな村は一度滅びるべきである。
多分アジコさんが描くはてなははてなブログ村以前のはてなであって
はてな村奇譚でも、あきらかに史跡みたいな扱いになってないか。
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081206/1228540108
よくネガティブなことを悪く言う人がいるけれども、ぼくに言わせればネガティブなことに対してネガティブになることもまたネガティブなことである。だからネガティブなことに対してもポジティブになるのが良いと思う。具体的に言うと、もっと悪口を言うことを楽しむのが良いということだ。
ぼくは本当に悪口が好きだ。生まれてからこれまで人のことを悪く言わなかった期間がないくらい、ずっと誰かのことを積極的に嫌いだったし、積極的にバカにしてきた。そして積極的に悪口を言っていた。悪口を言うことを楽しんできた。ぼくは悪口から多くのことを教わった。悪口はいつだって極上のエンターテインメントで、上質のクリエイティビティを多くはらんでいた。議論なんかしているヒマがあったら、悪口を言ってた方がよっぽどましだ。悪口の良さが分からない人は、本当の悪口を言ったことがないのだと思う。
ぼくはこれからも悪口を言っていきたい。積極的に悪口を楽しんでいきたい。そしてぼくの好きな人に対しては、積極的に悪口の輪を広めていきたい。みんなでワイワイ悪口を言いながら、人生を楽しく豊かで幸せなものにしていきたいんだ。
自分が悪口を言われることに耐え切れなかったのでストレスを溜め込んだ結果無一毛になってしまったが、
それでも彼が夢見たはてな村のイメージは今も私の中に輝いている。
悪口こそ人間がもっともクリエイティビティを発揮する場所だと思う。
そんなシビアな場において、ネット有吉を生み出す場に、はてなはなるはずだった。
青二才のようになんのひねりもなくユーモアもなくただ感情のままにヘイトをまき散らすバカと
面白い悪口が混同されるようになりすべての悪口が悪ということになってしまった。
はてな名物の炎上も、2ちゃんまとめレベルやtogetterの晒しあげと同化し、祭というよりは処刑会場という趣になった。
もはやはてな村では、おおっぴらに人が人に対して悪口をいうこともできなくなった。
悪口をいう人は過去ログを掘り返されて晒され、人間として劣ったもののように扱われる。
その結果、今まで悪口を芸として振る舞ってきた人たちは賞賛の代わりに罵倒しか得られなくなり
はてな村は、はてなブログ村とかいう犬さん猫さんねこらさんのような
モヒカンとも言いがたい、もはや人外に達した存在が我が物顔でパトロールをする場所になり
表立って悪口をぶつけあう陽気な雰囲気は消え失せ、
twitterで水面下の陰口をいいあうジメジメした暗い場所になった。
それでも悪口をやめられないサガの持ち主は、増田というスラムに潜り、無名の存在として活動を始めるも
増田では人格による区分けが無いため、一人の粘着クソ野郎が登場すると
すべての増田はヘイト粘着野郎という扱いになり、ついに増田ですら悪口は取り締まられることになった。
はてなはもはやポリティカルコレクトネスを意識せず発言するやつは見下され、
普段誰かの悪口を言うことは禁じられてしまった。
そのフラストレーションは、村公認のバカに集中し、粛清の嵐が吹き荒れた。
もちろんそんな時でもヨークシャーテリアはなにもせずただ笑ってそれをみていた。
こんなはてな村はもういやだ。
本名と住所を公開してやってくれないかなー そしたらいざというときはムカつきすぎるクズを殺せるし