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市民記者ブログ
ワイナリーめぐり塩尻志学館高校のブースを訪ねました。
塩尻志学館高等学校のブースは、塩尻駅の西口階段を下りた所
ウォーキングコースの出発点に当たる場所にテントを張り設置されている。
高校生によるワインづくりは珍しく、由来などを高山先生に伺いました。
この高校は、昭和18年に果実酒類醸造免許を取得し、それが、今日まで続いているとのことです。当時から桔梗が原ではナイヤガラやコンコードといった ぶどうが取れ、これからワインをつくり酒石酸をとる目的でワイン醸造が始まったとのことです。酒石酸は潜水艦の部品として必要なもので、国策による免許取得であったとのことです。
10年前(平成12年)に、総合学科ができ2年生から選択制でぶどうの栽培からワインの醸造までを学習する講座が有り60人ほどの学生が受講しているとの事です。
また、平成14年から フランスでのワイン研修も行われており フランスのワイン醸造を行っている高校との交流を行っています。フランスの施設は桁外れに大きく日本の通常のワイナリーよりも大きな規模の所もあるとか、姉妹校締結の話もあるそうです。このフランスでのワイン研修の様子は、ブース内に 写真で展示され、研修報告の縮小版冊子が配布されています。
ここで学んだ学生の中には、卒業後 ぶどうの栽培やワイン醸造の分野で全国各地で活躍している者もおり、ワイン研究会には、 近郊・県外からも集まって研鑚を積んでいるとのことです。
高校でつくるワインは、学内で栽培されたぶどうを主原料としており、製品はKIKYOワインのラベルで7月の文化祭(桔梗祭)に実習を兼ねて販売し、一般への販売は行っていない。個別にお分けする程度との事です。このKIKYOワインは長野県原産地呼称認定を受けており、また 国産ワインコンクールでも銅賞を獲得している。
今回のブース開設は、来年が創立100周年に当たることもあり多くの方に知ってもらえればと開設したとのことです。
このブースでは、マスカットベリーやナイヤガラ・コンコードの試飲ができる他、メルローの2008年物と2009年物の飲み比べを薦めており、多くの愛飲家が雨の中 傘をさして押しかけ味を確かめ合っていた。また、模擬会社「レザン」によるKIKYOワインを使用したオリジナルカステラも販売していました。
- 2011.02.24
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