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 安倍改造内閣に過去最多の5人の女性が入閣した。女性の社会進出にとっては「一歩前進」。しかし過去には、男女共同参画や選択的夫婦別姓制度に反対していた顔ぶれも見える。「女性活躍」という看板は本物か。

 3日午後。新閣僚が続々と首相官邸に入った。

 5人の女性のうち最初に姿を現したのは、法相に選ばれた松島みどり氏。高市早苗氏、小渕優子氏、山谷えり子氏と続き、最後は新設された女性活躍担当相の有村治子氏。2人の子育て中という。「培った知恵や汗や涙の上で築いた教訓などを日本の未来につなげていきたい」と意気込んだ。