練習に臨む長谷部誠=札幌市内(撮影・山田喜貴)【拡大】
関係者によると、この日は11人vs11人のゲーム形式で攻撃面を確認。細かな指示は一切出されず、選手の判断に任せられた。「戦術がなきゃサッカーができないわけじゃない。しっかり見ているかなという感じ」(酒井高)。選手の判断力、柔軟性をまず見極める。
(4)ポリバレント(複数の位置をこなす能力) 前日は4-3-3の左MFを想定して練習していた扇原をアンカー(中盤の底)、右だった柴崎を左に置いた。前任者は役割を固定化していた。
(5)GKが攻撃の起点 練習中はGK陣にも「縦に早く1タッチでの攻撃をどんどん狙え」などと指示。「GKだけの練習は短い」(西川)。
ロシアW杯へ。徐々にアギーレ色が鮮明になる。 (志田健)
(紙面から)