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【大相撲】

遠藤が出稽古再開プラン

2014年9月3日 紙面から

若い衆に胸を出す遠藤=埼玉県草加市の追手風部屋で(永井響太撮影)

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 西前頭筆頭の遠藤(23)=追手風=に2日、出稽古再開プランが浮上した。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)によると、「(5日の)稽古総見が終わってから3日ぐらい行こうと思う」と週末にも敢行。夏場所前に出向く予定だった境川部屋も候補にある。実現すれば、名古屋場所で左膝をケガした新大関豪栄道との稽古は難しいが、関脇妙義龍、幕内豊響ら実力者の胸を借りることで新三役へのステップになるはずだ。

 半年ぶりに再開だ。3月の春場所前にデビュー後初めての出稽古で遠藤は井筒、時津風の両部屋を訪れ、大関鶴竜(当時)、横綱白鵬らの胸を借りた。だが、初の上位総当たりともあって春場所は負け越し。夏、名古屋の場所前は部屋で鍛錬を積んだ。

 秋場所も2度目となる横綱、大関と総当たりの位置まで再び番付を上げた。2日に埼玉県草加市の部屋で場所前の本格的な稽古をスタートさせた遠藤は「いつまでも勉強、勉強と言っていられない。もっと向かっていって自分の相撲を取りたい」。東前頭筆頭で横綱、大関に1勝4敗と太刀打ちできなかった春場所の巻き返しに燃えている。 (永井響太)

 

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