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【プロ野球】

きょうからGC首位攻防戦 巨人は長野、亀井が強行出場へ

2014年9月2日 紙面から

長野駅に到着した巨人・長野

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 巨人・原辰徳監督(56)が1日、右膝痛でスタメン落ちが続いている長野久義外野手(29)、左太もも肉離れで2軍調整を続けていた亀井善行外野手(32)を2日からの広島戦(長野など)で強行出場させる可能性を示唆した。この3連戦は2位と1ゲーム差で迎えた首位攻防戦。首位死守に向け、指揮官はチームにむちを入れていく。

 「亀井はあしたの様子をみて決めます」。移動途中のJR東京駅で、背番号9を広島戦に合わせて出場選手登録するかを尋ねられた原監督はこう言葉を返した。新幹線に乗車する間際には長野について「(状態が)良かったら出るし…」とコメント。腹をくくったような口ぶりを隠さなかった。

 悠長なことを言っていられなくなった。ここにきて外野手のケガが続いた巨人。高橋由、アンダーソン、セペダは復帰のメドが立たず、攻撃力の低下も顕著。8月を13勝13敗1分けで終えるなど、混セの展開を招く停滞につながった。そんな中で迎えた2位広島との直接対決。2連敗すれば首位を明け渡すことになる。

 だからこそ、今回の3連戦は負け越しは許されない。最終決断は2日の様子を見てからになるが、見切り発車覚悟はできている。「最高のカードだな」と語って決戦の地へ向かった原監督。なりふり構わない布陣で、赤ヘル軍団の勢いを止める決意だ。 (川越亮太)

 

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