ソニーが、Eマウントレンズ対応レンズスタイルカメラQX1を正式発表しました。
スマートフォンやタブレットとペアリングして使うレンズスタイルカメラとしては初めてEマウントの交換レンズの装着に対応。従来製品のようにレンズ一体型ではなく、レンズ交換式のミラーレスカメラと同じ構造を採用しています。製品カテゴリとしてもミラーレスカメラに属しており、同時発表のQX30を含むコンパクトデジタルカメラブランドのCyber-shotとは異なるラインの製品です。イメージセンサーはAPS-Cサイズで有効2010万画素のCMOS。
従来通り片手に端末、片手にレンズというスタイルで撮影しますが、一般的なカメラと同じように構えられるよう、スマートフォンに取り付けられるアタッチメントを同梱します。携帯端末の大きな画面をカメラモニターとして利用できることがメリットです。ちなみに一般的なデジタルカメラのモニターは3インチが主流。
最大連写速度は3.5コマ/秒。感度はISO100~16000の範囲で調整可能。AF測距点は25点。内蔵フラッシュを備えるほか、内蔵WifiとNFCを搭載。30pのフルHD動画も撮影可能です。手ブレ補正機構は非搭載ですが、交換レンズに搭載している手ブレ補正機構が利用できます。
撮影可能枚数は440枚。外形寸法は74×69.5×52.5mm。撮影時の重量は216g。発売時期は11月。価格は400ドル。