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» 2014年09月03日 17時52分 UPDATE

日本にこんな病院があったとは! 「ゾウのMRI」に「宝の地図」、江戸川病院がアーティスティック

「患者さんの不安を和らげたい」という医院長の思い。

[太田智美,ねとらぼ]

 「病院」と聞いて真っ先にイメージするのは、白い壁とクリーム色のカーテン。でも、ちょっと違ったステキな病院があるんです。

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 これは、ゾウの形をしたMRI。「患者さんの不安を和らげたい」という医院長先生の思いから、2011年末にこのMRIが導入されました。MRIは一般的なものですが、MRIの筒の部分をゾウの身体に見たててゾウの顔が取り付けられています。「緊張してMRIを受けに来た患者さんがホッとするかもしれない」と、特別に作られたMRIです。

 ほんのり紫色に光っているライトの色も自由に変更できます。壁紙は不思議国のアリスです。

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 こちらはトイレ。

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 洗面所はこんな感じ。

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 更衣室の入り口です。

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 検査室が並ぶ廊下。

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 上を見上げると、天井にもたくさんの絵が。病院ではストレッチャーや検査で、患者さんが上を向いていることが多いためです。

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 ここは、がんセンターへの入り口です。この病院では、職員も患者さんも少し楽しくなる仕掛けが多く詰まっています。「白い壁とクリーム色のカーテン」といった決まった形にこだわる必要はありません。海外では職員が率先して絵を飾ったり、ディズニーが監修して経営を委託したりといった病院もあるそうです。

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 自動販売機には、たくさんの動物たちが集まっています。

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 車いすのマークはお花畑。

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 病院の案内図です。まるで、宝の地図のよう。現実には病気との厳しい戦いがありますが、ちょっと息抜きをしてもらうために童話の世界を入れました。

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 2階に上がります。

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 こちらは、病棟の廊下。科によって、壁の色やデザインが違います。少し元気になって病室の外に出たとき、こうした非日常的世界が広がっているのも患者さんの楽しみです。

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 ベランダでは、アルマジロやカメ、ワラビーも飼っています。患者さんたちは、いつでも窓からのぞくことができます。これを見るために、ここまではなんとか毎日歩いてくるという患者さんも。もともと「種(しゅ)を超えて仲良く」というメッセージを込めて作られたこの空間ですが、リハビリの助けにもなっています。また、動物たちのおかげで患者さんのお孫さんたちもよくお見舞いに来てくれるようになりました。

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 患者さん同士や面会の人とのコミュニケーションスペースには、揺れるベンチがあります。公園に来たみたいで、話がはずみます。その横には、ジャングルな自動販売機も置かれています。

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 病室の壁紙はいろいろありますが、具合の悪いときのことを考えて色は落ち着いたものにしています。

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 階段には、たくさんの絵が。階段の上り下りが、少し楽しくなります。

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 江戸川の横に、江戸川病院というステキな病院がありました。

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