ブラジルW杯 邦人被害6件、強盗やひったくり:イザ!

2014.6.16 21:45

ブラジルW杯 邦人被害6件、強盗やひったくり

 政府は16日、サッカー・ワールドカップ(W杯)開催中のブラジルで同日までに、日本人が強盗やひったくりなど計6件の被害に遭ったと発表した。

 被害はブラジル最大の都市サンパウロで4件、日本戦が行われた北東部のレシフェで2件発生。

 15日にはレシフェ市内を観光中の20代の日本人男性2人が、刃物を持った少年2人に脅され、カメラ2台と現金約10万円入りの財布を奪われた。また、同日、レシフェ駅付近を散策していた40代の男性が2人組の男にかばんをひったくられたという。いずれもけがはなかった。

 サンパウロでは観戦チケットを盗まれるなどの被害があった。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は16日の記者会見で、「在サンパウロ日本総領事館や、在レシフェ出張駐在官事務所で被害に遭った邦人を支援する」と述べた。

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