邦人15人が集団買春で罰金 大連、当局は公表せず
【上海3日共同】中国遼寧省大連市で8月中旬、日本人観光客15人前後が買春容疑で取り調べを受け、罰金を払って釈放されていたことが3日分かった。罰金は5000元(約6万2000円)以下とみられる。消息筋が明らかにした。
同筋によると、処分を受けた日本人らは複数のツアーの参加者で、現地の旅行会社3社から紹介されたナイトクラブの女性をホテルに連れ帰り、買春。公安当局は旅行会社の社長やガイド、クラブのオーナーら中国人5人前後を拘束したという。
大連市には日系企業が多く、在留邦人は2400人以上で上海、北京、広州に次ぐ。市当局は、市民の反日感情が高まるのを恐れて、事件を公表していない。
【共同通信】
|