平井良和
2014年9月3日23時25分
縁起の良い「瑞鳥」ともされる白いスズメが、大阪狭山市の狭山ニュータウンで撮影された。同市の川口泰弘さん(72)が8月下旬、知人から「白いスズメを見た」と聞いてその場所に出向き、写真におさめた。
川口さんが初めて撮影したのは8月21日。それ以降もバス停近くの電柱の穴に出入りし、茶色いスズメと一緒に電線に止まったり、えさをついばんだりしている姿が見られるという。
大阪市立自然史博物館の和田岳学芸員は「突然変異とみられ、時々、目撃例がある」と話す。ただ、目立つ外見で外敵にねらわれやすいためか、生き延びて繁殖する例はあまり聞かれないという。
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朝日新聞社会部
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