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女性閣僚5人 過去最多タイに
9月3日 13時20分

第2次安倍改造内閣では、5人の女性が閣僚に内定し、平成13年の第1次小泉内閣と並んで過去最多となる見通しです。

第2次安倍改造内閣で入閣が内定した閣僚を見てみますと、留任が6人、初入閣が8人、再入閣が4人となっています。
再入閣の4人のうち、総務大臣に内定した高市早苗氏と厚生労働大臣に内定した塩崎恭久氏の2人は第1次安倍内閣で閣僚を務めました。
入閣が内定した女性は、総務大臣の高市氏、法務大臣の松島みどり氏、経済産業大臣の小渕優子氏、拉致問題担当大臣の山谷えり子氏、女性活躍担当大臣の有村治子氏の5人で、改造前と比べて3人増えています。
女性が5人入閣するのは、平成13年4月に発足した第1次小泉内閣と並んで、過去最多となる見通しです。
参議院から入閣が内定したのは、拉致問題担当大臣の山谷氏、女性活躍担当大臣の有村氏の2人で、改造前と比べて1人減っています。
また民間からの入閣は改造前と同様にありません。
自民党の派閥別に見てみますと、町村派から3人、額賀派、岸田派、麻生派、大島派からそれぞれ2人、二階派から1人、それに無派閥が5人となっています。
石原派と谷垣グループからの入閣はありません。
連立を組む公明党からは太田昭宏国土交通大臣の留任が内定しています。
安倍総理大臣と入閣が内定した18人の閣僚の平均年齢は60.6歳で、おととし12月に第2次安倍内閣が発足したときと比べると2.8歳高くなっています。
最も年齢が高いのは副総理兼財務大臣の留任が内定した麻生太郎氏で73歳。
最年少は、経済産業大臣に内定した小渕氏で40歳です。
衆議院の当選回数が最も多いのは麻生氏の11回。
最も少ないのは法務大臣に内定した松島氏の4回です。

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