福岡・朝倉でかるた大会 小倉百人一首・筆頭歌 ゆかりの地 [福岡県]
小倉百人一首の筆頭歌ゆかりの地、福岡県朝倉市で21日、競技かるた「百人一首朝倉大会」が開かれる。市民らでつくる実行委員会は、初心者から上級者まで7階級の出場者を募集している。申し込みは12日まで。
筆頭歌は天智天皇の「秋の田の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」。同市によると、朝倉の地で亡くなった母・斉明天皇をしのび、詠んだと伝えられている。実行委と共催の同市は「筆頭歌の生誕地、朝倉をPRしよう」と2012年度から大会を開いている。
今年の大会は21日午前9時半から、同市杷木久喜宮のサンライズ杷木で。全日本かるた協会の公認大会に準じた個人戦。実力別のA~D級、初心者級(小学生以下、中学生以上)、シニア級(60歳以上)で競う。参加費はA・B級千円、C・D級800円、初心者・シニア級500円。
=2014/09/03付 西日本新聞朝刊=