高木真也
2014年9月2日07時08分
マイクロソフト(MS)の最新家庭用ゲーム機「Xbox One(エックスボックス ワン)」が4日、日本でも売り出される。Xboxシリーズの3代目だ。過去2代の売り上げは、任天堂など日本勢に惨敗だった。3度目の挑戦でどう巻き返すのか。
「One」は、2005年発売の「Xbox360」の後継。処理能力を約8倍に高め、臨場感のある映像や音を再現できるのが売りだ。音声通話ソフト「スカイプ」などのアプリもゲームと同時に楽しめる。音声や体の動きで操作できる「キネクト」機能も強化し、遊び手の表情や細かい動作に反応する。価格は税抜きで、キネクト機能つきが4万9980円、なしが3万9980円。
ゲーム情報誌「ファミ通」の調べでは、02年発売の初代と「360」を合わせても、国内の累計販売台数は約210万台。06年発売のソニー「PS3」(約990万台)、任天堂の「Wii」(約1270万台)に大差をつけられた。欧米でヒットした戦争などが舞台のソフトが日本ではあまり受けなかった。
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