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古河電池、「水を注ぐ電池」で3日連続ストップ高 株価6割も上昇

産経新聞 9月2日(火)9時53分配信

 2日午前の東京株式市場で、古河電池が3営業日続けてストップ高をつけた。8月29日に発表した「水を注いで使う非常用電池」が大反響となっており、連日、買い一色の状態が続いている。発表前日の8月28日の終値が690円だったので、わずか3日で400円、58%も上昇した。

 前日1日の終値は940円。この日も寄り付きから買いが集中したが、終値まで取引が成立しなかった前日と違って、この日は20分ほどでストップ高となった。前日比150円高の1090円で、上昇率は16%。

 新製品開発が買い材料となって3日連続ストップ高となるのは最近では珍しい。この商品は非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」。凸版印刷との共同開発製品で、粉洗剤の箱のような外観で、水や海水を入れるだけで発電し、USB端子から5ボルトの電気が取れ、スマートフォン(高機能携帯電話)なら最大30回の充電ができる。

 非常用の使い捨て電池として廃棄しやすいようにした。12月中旬から1万円程度で販売する見込みで、発表後から大きな反響を呼んでいる。

最終更新:9月2日(火)10時33分

産経新聞

 

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