日本ハム稲葉が今季限りで引退へ　プロ２０年目の４２歳

　プロ野球日本ハムの稲葉篤紀内野手（４２）がプロ２０年目の今季限りで現役を引退することが２日、関係者の話で分かった。同日正午から札幌ドームで記者会見を行う。

　稲葉は愛知・中京高（現中京大中京高）、法大を経て１９９５年にドラフト３位でヤクルトに入団。２００４年オフにフリーエージェント（ＦＡ）宣言して米大リーグ入りを目指したが、挑戦を断念し日本ハムに移籍した。

　日本ハムでは０６年に４４年ぶりの日本シリーズ制覇に貢献し、最高殊勲選手に選ばれた。０７年には首位打者と最多安打に輝き、外野手としてベストナインを５度獲得。１２年４月に通算２千安打を達成した。