水不足が深刻なカリフォルニア州でダウジングが注目される? 29
ストーリー by hylom
もう少し科学的な手段はないのか 部門より
もう少し科学的な手段はないのか 部門より
eggy 曰く、
米カリフォルニア州では、記録的な干ばつが農業に多大な影響を及ぼしている。そのため、水源の確保に必死となった農家やブドウ酒醸造業者などの多くが、ダウジングを使って水源を探してもらおうとしているという(Slashdot、Motherboard)。
ダウジングは、Y字の棒や振り子などを使って地下水脈など地下に存在する何かを見つけるもの。科学的根拠はないが、古来から伝わる方法として知られている。ほかにも、人工的に気象を操作して雨を降らせる「人工降雨」に関する問い合わせもあるようだが、多くの農家はダウザーに水脈を見つけてもらう方法を選んでいるという。
さすがにこの時代に、雨乞いのダンスや魔法で天空から雨を呼ぼうとする人はいないようだが、疑似科学的なダウジングにしがみついてしまうというのは時代錯誤のように映る。しかし水不足の問題が深刻なあまり、水源確保に相当必死になっているということなのだろう。
潜在意識とすれば (スコア:2)
人間は何の根拠もなく行動することを嫌がりますが、
一定の根拠があれば(それが真実でなくても)それに従って行動を起こし、
結果として必要なものを得ることがあるのだと思います。
ダウジングのL棒が存在することで、意識の焦点が存在することになり、
結果として注意深く周囲を観察する集中状態が持続することから成果が得られるのではないでしょうか?
空海の錫杖というのも似たような効果を発揮したアイテムであり、実際は水場についての空海の経験が発見を導いていたのでしょう。
いずれにせよ、ダウジングは水がありそうなところを見つける技術で、そもそも水がない場所では無駄ではないかと。
皆が同じ地下水脈を使えば、結局水は枯れてしまいますので。(地下のほうが水流は蒸発しにくいと思いますが)
日本なら的中率100% (スコア:0)
100%は言い過ぎかもしれませんが、何mって指定しなければ、日本の場合、どこを掘っても井戸ができるらしいですね。
カリフォルニアだとどうなんでしょう?
Re:日本なら的中率100% (スコア:1)
私の父親は井戸掘りの業務を行っておりますが、どこを掘っても井戸ができるという事はありません。
周囲の土からしみ出してくる水が溜まるだけのものまで井戸に含めるのならばそうなのでしょう。
依頼されて掘削する際に、「必ず水が出るとは限らない」と前置きしております。ちなみに、掘削しても水がでない場合は手数料や工賃を全て含めて料金の請求はしていません。
Re: (スコア:0)
温泉も何kmも掘り続ければいずれ必ずぶちあたると言いますね。
必ずってこたー無いだろとは思うけど、それぐらい温泉も遍在してる。
Re:日本なら的中率100% (スコア:2)
掘削にかかる金額や、ポンプの能力もあるので、実際にペイする深さがあります。
最近は、かなりの深さまでペイするようになったようで、いわゆるスーパー銭湯でも、「天然温泉」を(一部)使える所が増えてますね。
#昔、母の実家が温泉を持っていた。今ほど深く掘らなかったけど、いろいろあって、結局ペイしなかった。
Re: (スコア:0)
日本国内ではどこでも井戸はできるが、使い物になるだけの水量が出るかどうかは別。
不況は疑似科学にとっては好況 (スコア:0)
不況の時は偶然当たった時のインパクトも強いから騙される人も増える。
そういう意味ではちゃんとした心理学か。
現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:0)
ダウジングの原理は未解明くらいにしておけ。
いちおう実績らしきものがあるからダメもとでみんな飛びつくのだろ、それを騙されるというのか。単純だな。
Re: (スコア:0)
> ダウジングの原理は未解明くらいにしておけ。
いやいや
科学を分かってる人が曖昧な事を言うから
一般人が「原理が解明される可能性が微レ存?」と誤解するわけで。
あり得ない事はズバリ「あり得ない」と言わなきゃアカン。
Re:現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:1)
本当に水脈をよく当てる「ダウザー」がいたなら、本人が意識しているか否かは判りませんが
実際には地形や植生などから水脈を検知しているのでしょう。
ダウジングは箔を付けるためか、精神集中のための小道具だと思われます。
単純に全面否定してもその効果を見て信じてしまった人には逆に科学の方に不信感を抱く原因にも
なりかねませんし難しいものです。
Re: (スコア:0)
>あり得ない事はズバリ「あり得ない」と言わなきゃアカン。
なんと非科学的な態度。
Re: (スコア:0)
なんと非科学的な態度。
あたりまえ。これは科学ではなく政治思想の話なのだから。
というのは言い過ぎだが、世の中勘違いしている人多数。
ダウジングにしろその他にしろ、科学的な調査とか解明とかしたいなら取り組めばいいし、結果は論文なりなんなりにまとめればいい。
しかし、インターネットや新聞雑誌でどういえばいいとか正しい正しくないとかそういうのは科学ではない。
科学的な事柄を社会がどう扱うべきかっていう、どちらかといえば政治思想的な話。
だから、必ずしも科学的な態度をとる必要はないし、科学的な態度が正解でもない。
Re: (スコア:0)
ならば政情が変われば十分にあり得るってことですね。
Re: (スコア:0)
ダウジングにダウティング!
# T/O未満
Re: (スコア:0)
証明されていないことを「証明されていない」と言うのは科学。
否定されていることを「否定されている」と言うのは科学。
検証されていないことを「あり得ない」というのは非科学。
Re: (スコア:0)
未検証の事柄について安易に是非の判断を下さない、という科学的に誠実な態度より
嘘でも白黒つけてくれる非科学の方が科学リテラシの低い人にとっては嬉しいというのはありえますね
でもそれに対して行うべきことは、こっちも非科学的な態度をとることではなく
辛抱強く教育を行っていくことではないですか
Re: (スコア:0)
ただのやらせ記事だろ。
Re: (スコア:0)
溺れる者は藁をもつかむ (スコア:0)
#「よし、藁を掴めば、溺れるくらいの水が流れてくるってことだな!」
そういえば昔TVで (スコア:0)
工事のときに水道管の埋まっている場所を探るのに、針金を曲げたダウジングを使うってシーンを見た覚えがあるんだが、
あれはマジだったんだろうか。
作業着を着たおっさんが、まじめくさった顔して針金掲げてそろりそろり歩いている様は異様だった。
Re: (スコア:0)
自分も見た記憶がある。
3人ぐらいで並んで歩いていて、3人ともダウジングが開いた所が同じだった。
そしてそこを掘れば水道管が見つかるという内容だったと思う。
昔の水道管は図面もあまり正確でなかったため、そうやって探す必要があるとか。
#10年以上前のTVだったが・・・
Re: (スコア:0)
子供のときに実際にやってみて、金属に反応してL字の棒が勝手に開いたという経験があります。
目視できている対象物だったんでほかのコメントにもあるように無意識の動作が反映されただけかもしれませんが…
ただ、そういう体験があるもんで、原理はわからないもののなんか全否定できない自分がいる。
Re: (スコア:0)
原理が分からない「から」全否定できないのですよ
そうだ! (スコア:0)
雨男、雨女で派遣組合を作ろう!
Re:そうだ! (スコア:2)
あのツーリングクラブの、奴を連れていけ。確実だ!
#台風を逆行させた男。
ビーバーしないないだろう (スコア:0)
そして森林がそだったら、木を切るビーバーによる自然破壊としてビーバーを狩る。
水不足が深刻なカリフォルニア州でダウンサイジングが注目される? (スコア:0)
と空目した。
Re: (スコア:0)
水不足が深刻なカリフォルニア州でアイズ・バケツ・リレーが注目される?
というキャッチが頭をよぎった
科学的根拠によるイカサマ師もいる。 (スコア:0)
以前、アメリカ映画で油田会社の社長と息子の会話で
父親:「息子よ、お前のお母さんの父親(師匠。先代社長。)はすごい人だった。ある時、車を走らせていて、いきなり止めて、そこの土を口に含んで、『ここに石油がある』と断定し、そこを掘ったら石油がでた。私は感動して、この人に一生ついて行こうと決めた。」
息子:「嫁ぎ遅れの一人娘をもらうくらい(笑)」
父親:「(笑)ポカリ。そうだ、しかし、先日遺品を整理していたら、あの油田一帯の地下資源調査の報告書が出てきた。」
という会話があった。
# 天気を読む訓練を受けた海軍あがりの神主が、気圧配置を読みながら、雨乞いの祝詞を書いていた話と似ている。「まだ、神が降りてこない」と言って、儀式を引きのぼして、絶対失敗しない雨乞いの神主として、その地方では有名だったらしい。