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【プロ野球】

石原 勝ち越し&ダメ押し打 緊急代役大当り 広島3連勝

2014年9月1日 紙面から

6回表1死満塁、石原が中前適時打を放つ=ナゴヤドームで(佐藤春彦撮影)

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◇広島6−4中日

 中日は3季ぶりの6連敗。1回に藤井の適時打で先制したが、先発雄太が3回に集中打を浴びて4失点。5回にはルナが同点3ランを放ったものの、直後に失点。以降は広島の救援陣に抑えられた。3連勝の広島は貯金を10に戻した。

     ◇

 スクランブル出場も動じることはない。広島のベテラン石原が決勝打を含め2安打2打点。攻守でチームを引っ張った。ナゴヤドームでの同一カード3連勝は3年ぶり。8月7日から4連勝で、こちらは11年ぶりだ。

 出番は突然だった。3回、会沢の負傷退場で代走から出場。同点に追いつかれた直後の6回1死満塁から中前に勝ち越し打、8回には2死一、三塁から貴重な追加点となる左前適時打。守っても若手の救援陣をリードした。

 感情をあまり表には出さない男が、会沢のことになると力を込めた。「アツ(会沢)が頑張ってきたんで、こういうチームの順位があると思う。アツが帰って来るまでチーム全員でやっていきたい。早く治してほしい」。出場選手登録を外れることが決まった後輩を思いやった。

 巨人が敗れ、その差は1ゲーム。2日からは直接対決が組まれている。「相手がどこであろうと、チーム一丸で勝てるように頑張りたい」。会沢の無念さを胸に、首位攻防戦のホームを守る。 (岩本隆)

 

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