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UPDATE 1-消費増税の反動減、注意深くみる必要=麻生財務相

2014年 08月 29日 12:31 JST
 
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[東京 29日 ロイター] - 麻生太郎財務相は29日、閣議後の会見で、消費増税の反動減は薄らぎつつあるが注意深くみる必要があると述べ、消費増税が個人消費に与える影響を注意深くみていく考えを示した。

今朝発表された7月の家計調査によると、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の実質消費支出は前年比5.9%減となった。減少は4カ月連続。前月の同3.0%減からマイナス幅が拡大した。

家計調査を踏まえた消費動向について麻生財務相は、7月の悪天候の影響もあるとし、「消費増税の反動減は薄らぎつつあると認識をしている」としながらも、「もう少し注意深くみていかなければならない」と語った。

<来年度予算編成、成長と財政再建にらみメリハリ>

2015年度一般会計の概算要求がきょう締め切られる。複数の報道によると、要求総額は初めて100兆円の大台を突破し、過去最大となる見通し。

これに対して麻生財務相は、とりまとめ作業を詰めている段階で総額を言える段階ではないとした上で、「15年度予算でやるべきは2つ。経済成長と財政再建をやっていかなければならない」と述べ、予算編成作業では無駄を徹底的に排除しメリハリをつけていくとした。

<石破幹事長の処遇問題>

9月3日に行われる内閣改造で焦点の石破茂幹事長の処遇問題では、「普通この時期、話題に出る人は発言しないもの。それがシンガポールで公共の電波を使ってどんどんしゃべる。珍しいなと思った」と述べ、石破氏が自ら幹事長の続投を求めたことに苦言を呈した。 (吉川裕子 編集:山川薫)

 
 
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消費税10%、先送り望ましい

本田内閣参与は、ロイターのインタビューで、消費税率10%への引き上げは、1年半先送りが望ましいとの認識を示した。
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