トップページ科学・医療ニュース一覧デング熱 蚊は公園内の数か所に生息か
ニュース詳細

デング熱 蚊は公園内の数か所に生息か
9月2日 4時15分

デング熱 蚊は公園内の数か所に生息か
K10042678911_1409020731_1409020738.mp4

国内でデング熱に感染した人が、1日、新たに19人確認されたことを受けて、厚生労働省は、感染源とみられる東京の代々木公園の蚊の生息場所が数か所あったとみて、感染ルートの特定を急ぐことにしています。

デング熱は、アジアや中南米などで流行している蚊が媒介する感染症で、ヒトからヒトには感染しません。
先週、およそ70年ぶりに国内で感染した人が3人確認されたのに続いて、1日、新たに、東京や神奈川など6つの都県に住む合わせて19人の感染が確認されました。厚生労働省によりますと、これまでに感染が確認された22人は、全員、8月、東京・渋谷の代々木公園の中や公園の周辺を訪れていたということで、いずれも蚊が感染源とみられています。
蚊の行動範囲は、半径100メートル以内とされていますが、厚生労働省が調べた結果、感染した人たちが互いに100メートル以上離れた場所にいたケースが複数あったということです。
このため、厚生労働省は、ウイルスを持った蚊が生息していた場所が公園内に数か所あったとみて、自治体と協力して、さらに詳しく聞き取り調査を行うなどして、感染ルートの特定を急ぐことにしています。
厚生労働省は、「生息場所などを特定できれば、効率的な蚊の駆除や注意喚起につながる。代々木公園やその周辺で、蚊に刺されて発熱などの症状が出た人は、速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。

[関連ニュース]
k10014267891000.html

[関連ニュース]

  自動検索

デング熱 代々木公園の監視強化 (9月2日 6時54分)

デング熱 「全国拡大は想定しづらい」 (9月1日 19時25分)

デング熱 継続的な蚊の駆除必要 (9月1日 19時25分)

デング熱 新たに19人の感染確認 (9月1日 13時55分)

デング熱 都内で新たに十数人感染疑い (9月1日 12時12分)

このページの先頭へ