ここから本文です
最終更新:2014年9月1日(月) 13時35分

ガザの漁師「規制緩和」もイスラエルに不満

 イスラエルとパレスチナ暫定自治区ガザとの間で無期限の停戦が合意されて2日で1週間。停戦とともに、ガザの漁業区域の制限が緩和されましたが、漁師たちは、イスラエルに制限されていることへの不満を改めて感じています。

 ガザの漁業区域はイスラエルによって、海岸から3カイリ(約5.5キロ)までの範囲に限られていましたが、先週の停戦合意では、6カイリ(約11キロ)に緩和され、今後、段階的に12カイリまで(約22キロ)拡大される見込みです。漁師たちは、停戦後、さっそく6カイリ近くまで出て、魚を獲ってきていますが、制限ラインに近づきすぎれば銃撃や拿捕(だほ)・拘束のおそれがあり、「制限そのものが不当」とイスラエルへの不満を改めて感じています。

 「漁に出るってのは、魚がいるところならどこへでも行くっていう意味だ。指図された場所へ行くことじゃないんだ」(漁師)

 漁師の1人は、いつか自由に遠洋に出て、大きなマグロをとってみたいと話していました。(01日08:57)

2014年9月1日(月)のニュース一覧

社会

政治

経済

国際

スポーツ

列島トピックス