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YankaNoi(ユミコ×トクマルシューゴ×岸田佳也)鼎談
インタビュー・テキスト:渡辺裕也 撮影:矢島由佳子(2014/09/01)
トクマルシューゴをはじめ、数々のアーティストをサポートしてきたマルチプレイヤーのユミコが、ついに自ら牽引する新バンドYankaNoi(ヤンカノイ)を始動させた。サポートやソロワークをこなす一方、かねてからこのバンドの結成にむけて構想を重ねてきたという彼女は、トクマルシューゴバンドで活動を共にしてきたトクマル、田中馨(ショピン、ex.SAKEROCK)、岸田佳也の三人をメンバーに迎えることで、念願かなって理想的なバンド形態を手に入れたようだ。
トランペットや、アコーディオンなどいくつものアコースティック楽器を駆使したジプシー音楽的なアンサンブル、そしてユミコのウィスパーボイスによる多重コーラスと日本語詞が穏やかながらも不思議な異国感を匂わせる、YankaNoiのファーストアルバム『Neuma』。聞けばこの作品にはユミコが世界中をまわる中で見た光景、あるいはそこで得た体験が大いに反映されているのだという。では、彼女たちはどのようなイメージからこの摩訶不思議なトラッドフォークサウンドをカタチにしたのだろうか。そこで今回はユミコ、そしてトクマルと岸田の三者に話をうかがいながら、YankaNoiについてはもちろん、この機会にユミコという音楽家のキャラクターにも迫ってみたいと思う。
YankaNoi(やんかのい)
2013年、トクマルシューゴバンドで10種類以上の楽器を操るマルチプレイヤーとして活躍するユミコが中心となり結成。ボーカルのユミコがすべての楽曲の作詞・作曲を担当し、ギターとピアノ、そしてエンジニアとしてトクマルシューゴ、コントラバスに田中馨、ドラムに岸田佳也が加わり、その4人が中心となってアレンジを加え、ロマ(ジプシー)のような雄大さと完成度の高い楽曲が生み出される。ユミコ自身は、様々なアーティスト(トクマルシューゴ、SiN、Gutevolk、良原リエ、クランペチーノテツンポなど)のサポート活動をしてきた傍ら、ソロプロジェクトméso mésoとして2枚のアルバムをリリース後、活動休止。5年の構想を経て、YankaNoiを結成し、ファーストアルバム『Neuma』を作り上げた。ライブメンバーには、松本野々歩(ショピン)、三浦千明(蓮沼執太フィル)の2人を加えた6人編成バンドで再現される。
YankaNoi - Neuma 9/3 On Sale
YankaNoi / ヤンカノイ
この7年間くらい、トクマルシューゴバンドのみんなと一緒にやってきた中で、自分のバンドも一緒にやってみたいなと思って。(ユミコ)
―今から3年ほど前まで、ユミコさんはméso mésoというソロ名義でも活動されていましたよね。そちらの活動に一区切りを入れた理由をまずは教えていただきたくて。
ユミコ(Vo):そもそも、私はバンドがやりたくて、そのメンバーを募集するためにデモテープを作っていたんですけど、その音源をMyspaceにアップしたら、Lacies' Recordsというイギリスのレーベルが声をかけてくれて。そういう流れでいつの間にかソロでやることになって、幸運にもそれを手助けしてくれる人たちがたくさんいてくれて活動していたのですが、ソロとしての活動を続けていくと、いつまでもバンドを始めるきっかけがないなとも思っていて。
―méso mésoをスタートさせた当時から、ユミコさんがやりたかったのはあくまでもバンドだったんですね。
ユミコ:そうなんです。この7年間くらい、トクマルシューゴバンドのみんなと一緒に演奏してきて、自分のバンドも一緒にやってみたいなと思って。あと、私はソロで曲を作り始めた当時はまったく楽器が弾けなかったんですよ。
―今はあんなにたくさんの楽器を演奏されてるのに?
ユミコ:まったくできませんでした(笑)。だから、méso mésoではまずは声を多重録音することから始めてみたんですけど、その頃は録音のやり方を教えてくれる人もまわりにいなかったから、パソコンの容量が足りなくなった時点でどうしたらいいかわからず、作業が止まっちゃって(笑)。曲作り自体が初めてだったから、曲というのはどうやって作るのかを研究しているような感じでした。
―méso mésoとしてリリースした2枚のアルバムは、曲作りを覚えていく過程で出されたものだと。
ユミコ:しかも、ちょうどméso mésoを始めた頃にトクマルさんのバンドに加わったから、イトケンさんとかに「録音にはコンデンサーマイクっていうものを使うんだよ」みたいなことをたくさん教えてもらって。録音作業をいろいろやってみること自体も楽しかったんだと思います。
―先ほど、méso mésoをスタートさせた当時は楽器がまったく弾けなかったとおっしゃってましたけど、そこからユミコさんはどうやって演奏技術を身につけていったんですか?
ユミコ:もともと私はキッシーさん(岸田)と一緒にバンドをやっていて、ボーカルだったんです。そのときはメンバーがたくさんいたので、私がやらなくても楽器を弾ける人は十分に足りていたというか(笑)。
岸田(Dr):そのバンドは、たとえばサックスを買った友達がいたら「じゃあ、それ吹いてよ」って呼び入れたりしてたんです。で、あるとき彼女がアコーディオンを買ったというから、「じゃあ、それも弾いてみて」みたいな感じで。
ユミコ:アコーディオンなら歌いながら弾けるなと思って、とりあえず買ってみたんです。一度そのアコーディオンをライブに持っていったら、ちょうどそのときのライブをトクマルさんが観てくれていて。それで「『L.S.T.』(トクマルのセカンドアルバム。2005年リリース)のレコ発で演奏に参加してくれるメンバーを探しているんだけど、弾けますか?」と訊かれて、その時点でまだ全然弾けなかったんですけど、勢いで「弾けます!」と返事しちゃったんです。そうしたら大量の音源と譜面が送られてきちゃって、これはまずいことになったなと(笑)。
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