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自販機が緊急地震速報を発信9月1日 20時13分
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気象庁が発表する緊急地震速報を街の中にある自動販売機を通じて音声で知らせる取り組みが、全国で初めて北海道釧路市で始まりました。
この取り組みは札幌の飲料メーカーと東京の携帯電話会社が共同で行うもので、1日、釧路市役所で報道関係者に公開されました。
自動販売機の内部には、気象庁が震度5弱以上の地震が予測される場合に発表する緊急地震速報を音声で瞬時に知らせる装置が付けられています。
釧路市では去年、津波による浸水予測を見直した結果、浸水のおそれがある地域の面積がおよそ4倍に増えましたが、新たに予測された地域には防災行政無線が少ないのが現状です。
釧路市によりますと、今後、情報を出すうえで効果的な場所を検討し、設置者やメーカーと調整して設置箇所を増やしていきたいとしています。
飲料メーカーによりますと、こうした取り組みは全国で初めてだということで、今後、津波警報や自治体からの避難の呼びかけなど情報の種類を増やして、ほかの地域にも広げていきたいとしています。
釧路市の佐々木信裕防災危機管理監は「災害の情報を迅速に流すことで住民の早めの避難につなげたい」と話しています。
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