一方、大マスコミの朝日は、世界中の何億人という人々に間違った歴史解釈を植え付けたというのに、いまだに謝罪を拒んでいる。冷静に考えてエビの偽装よりよほど重大な過ちです。まともな組織だったら、会見を開いて謝罪し、第三者機関を入れて調査報告書を作成、トップは引責辞任するというのが筋でしょう」
もちろん、吉田証言が否定され、慰安婦の強制連行がなかったとされても、慰安婦問題そのものがなかったということにはならない。今回の件に乗じて、「ほら見たことか、慰安婦問題など存在しなかったのだ」と鬼の首を取ったかのように朝日叩きをくり返す政治家らもいるが、その批判の多くは短絡的なものだ。
だがその一方、朝日は今回の検証報道で、「私たちは過去の慰安婦報道に正面から向き合ってますよ。こうした正直な態度が日韓関係の融和の一助になるんですよ」と考えている節がある。だがそれも、大甘の見方だと言わざるをえない。
メール・マガジン「コリア・レポート」編集長の辺真一氏は語る。
「今回の朝日の検証記事をめぐる韓国国内の議論は、大きく分けて二つあります。一つは、『タカ派の政治家や産経新聞などの極右勢力が、朝日叩きに走っており、成功を収めた。日本の右傾化は危険極まりないレベルに達している』と危機感を煽るもの。そしてもう一つは、『過去の慰安婦の記事について朝日が何を書こうと、それは日本の世論という小さなコップの中の問題に過ぎない』という立場。
いずれにしても、慰安婦問題に関する韓国人の態度が軟化したなんていうことはありえない。慰安婦を『性奴隷』と表現して、旧日本軍の非道を世界で訴える動きは今後も止むことはないでしょう。最近、韓国は歴史問題において中国と手を組んで対日共闘をしようとしていますから、中国側からも慰安婦に関する資料を持ち出してくる可能性があります」
30年も誤報を放置しているうちに、嘘の証言がすっかり世界の常識として定着してしまい、日韓関係の火種になる—常々東アジアの友好と平和を訴えている「リベラル」な朝日新聞が、このような過ちを犯してしまったのは皮肉として言いようがない。自らが残した深い傷跡を自覚してほしいものだ。
「週刊現代」2014年8月26日号より
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