突然ですが、皆さんはコンビニで「おにぎり」を買う時、どういう基準でおにぎりを選びますか?あたりまえのことですが、普通は「その時に食べたいもの」を買いますよね。
私も基本的には同じです。ただ一つだけ、「食べたことのないものを必ず一つは買う」ということを心がけています。おにぎりの定番といえばサケ・梅・カツオなどが思い浮かびますが、それ以外に「鶏唐揚げマヨネーズ」「キムチ炒飯」「ソーセージ巻」「オムライス巻」「ラーメン屋さんの半熟たまご入り」などなど、変わり種を合わせて買います。最近のアタリは「たまごかけご飯風」でした。あれはスゴイ。おにぎりなのにまさに「たまごかけご飯」、でした。
もちろん、中にはおいしくないもの、口に合わないものもあります。そんな時は「あのおにぎりはイマイチだ、ということがわかって良かった!」と考えます。だって、おいしいかまずいかなんて、食べてみないとわからないのですから。
私はこれを勝手に「おにぎりチャレンジ」と呼んでいます。「これはまずいはずだ」と決めつけないで、まずは食べてみる、経験してみる。そしてその上で評価をする。実はこれ、受け売りです。10年以上前、某クリエイティブ系のセミナーで講師の方(放送作家をされていたと思います)から学んだことです。「そのおにぎり、おいしいかまずいか、食べてみないとわからないでしょ?だから僕はいつも食べたことのないおにぎりを選びます」と。
探究心を必要とする職業ならではの姿勢。なるほど!と感心しました。それまでは「確実においしいとわかっている味」のおにぎりしか食べませんでしたが、以来、色んなおにぎりにチャレンジしています。そして様々な味を知ることができました。この話を聞かなかったら、今でも私はド定番のおにぎりしか食べていなかったような気がします。
何だかおにぎりの話ばかりになってしまいました(笑)。要は「いつもの定番と違うものを選択して、新しい経験値を得る」ということです。もしあなたが「生活がマンネリでちょっと変化が欲しい」なんて感じているようでしたら、身近なところから小さなチャレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか。いつもと違うメーカーのビールを飲む。新作のラーメンを注文する。普段は読まない雑誌を手に取ってみる。なんでもOKです。きっと新しい経験が手に入ると思いますよ。