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アイデアが価値の時代、アイデア創出の方法。

あなたの頭の中に素晴らしい価値がある

こんにちは。
空に秋のイメージをたたえている東京から、まだまだ夏が終わらない沖縄にきています。
日本は四季があっていい国です。

ボクたちの頭の中にあるアイデアや思想、知識やノウハウ。
今の時代ほど、こういうコトに価値のある時代はありません。

昔から、そういう人間が考えるコトが価値を作り出してきたわけです。
でも、それを伝えるツールが少なかったし、一部の特権的な人にしか発信できなかった。
でも、スマートフォンやパソコンなどの情報端末が廉価になり、SNSなど一個人が発信できる素地が整っている。

ソーシャルメディア時代はまさに「個人の時代」だっていうことです。

ボクたちは、自分の頭の中にあるアイディアがコンテンツを、お金に替えるツールをたくさんもっているということ。
ブログやTwitter、Facebook、YouTube、Instagram。
一部の特権的な人だけでなく、そういうツールは平等に使えるわけです。
世界中に個人が情報を届けることができるようになった。

18世紀オーストリアの作曲家、モーツアルトがこんな言葉を残しています。

「私たちの財産、それは私たちの頭の中にあります」

モーツアルトは、楽譜に書き出す前に、完璧な音楽が頭の中にできあがっていたといわれています。
楽譜にはほとんど書き直しがなかったそうです。
まるで推敲して清書したような楽譜だった。
あの数々の素晴らしい音楽が、自然に頭の中に生まれたきた。
本当に天才音楽家だったのです。

300年近く前にこう言えたのは、彼が天才だったのかもしれないけど、今の時代は、この言葉はすんなり納得できます。

モーツアルトは類い稀な天才だった

モーツアルトは類い稀な天才だった

でも間違ってはいけないのは、ソーシャルメディアやスマホが成功を生み出すのではないということ。
あくまでもあなたのアイディアやコンテンツのほうに価値があるということです。
ソーシャルメディアはそういうコンテンツを、お金をかけず、今までより圧倒的に短時間で、より多くの人に広めてくれます。
でも、あくまでも道具なので、
「内容」以上の力を発揮することはないわけです。

だから、価値のあるアイディアやコンテンツを考えられるように、勉強したり体験したりすることが、非常に大事になってくるのです。
財産は頭の中にある。
これは真理だと思うのです。

アイデアを思いつく方法

アイデアというのは、突然降ってくることがあります。
どこからやってくるかわからない。
素晴らしいアイディアっていうのは、ふとした瞬間とかに思い浮かぶものです。

お風呂に入っているとき
クルマの運転をしているとき
音楽を聴いているとき

アイディアをたくさん思いつくためのコツは・・・

まず課題に関しての情報をたくさん脳に入れておきます。
参考になりそうな、本を読んだり、ブログを読んだり、映像をみたり。
できるだけ興味のある情報をインプットします。
今の時代は、情報の収集がものすごくカンタンになりました。
情報が多すぎるくらい出回っています。
素晴らしい情報や面白い情報、あまり価値のない情報やまったく価値のない情報。
たくさんの情報が公開されています。
情報の取捨選択の能力が必要になってきますが、そんなのは慣れていきます。

次の段階は、そのことを考えないようにすること。
まったくそれには関係のないことをするわけです。
お風呂に入ったり、ドライブしたり、音楽を聴いたり、スポーツをしたり、マッサージをしてもらったり。
自分がリラックスできることをして、脳の中でインプットした情報が化学反応を起こすのを待つわけです。
そうすると、ふと、アイデアが思いつくことがあります。
それって、けっこうすごいアイデアだったりします。
思いついたらすぐに、スマホや付箋やノートにメモです。

思いつかなかったら、意図してアイデアを出してみるといい。
その課題に関して、たくさんアイデアを出してみる。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というコトバがありますが、ともかくアイデアの量を出すこと。
なんでもそうですが、一発必中のアイデアは出てきません。
モーツアルトのように、すでにすべての楽曲が頭の中でできあがっている天才だったらアイデアすべてに価値があるでしょうけど、ボクたち凡人はたくさんアイデアを出すことがいいアイデアを得るコツです。
アイデアだけじゃなく、イノベーションや販促も同じです。
たくさんやらなければ、成功しないと思ったほうがいい。

だからアイデアもたくさん出すことです。
どんなくだらないアイデアでも、数多く出す。
量が質を凌駕するくらい。
そうしたら、その過程で素晴らしいアイデアが出てくる。
そう思うんです。

ボクはそんな感じで、日々仕事をしています。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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