ニュース詳細
カーシェアリング 全国初の「乗り捨て」9月1日 19時25分
K10042587111_1409011931_1409011954.mp4
車を会員が共同で使う「カーシェアリング」が広がっていますが、元の場所に戻す必要がない「乗り捨て方式」のサービスが1日から全国で初めて横浜市で始まりました。
カーシェアリングは会員となった個人や企業が車を所有せずに共同で使うもので、インターネットで予約ができ、ICカードで本人であることを認証できる手軽さから、この10年余りで会員数が全国で46万人以上に拡大しました。
カーシェアリングを手がけるリース会社の「オリックス自動車」などが1日から始めたサービスは電気自動車20台が対象で、横浜市内の8か所に設けられたステーションのうち、使った車はどの場所にでも返却ができる「乗り捨て方式」となっていて、日本では初めての仕組みだということです。
会社は、住宅地と観光地が多い横浜市で利用者が増えると見込んでおり、需要を見ながらほかの地域にも展開するかどうか判断するとしています。
「乗り捨て方式」のサービスはカーシェアリングの普及が進むヨーロッパでは一般的だということで、オリックス自動車の池田学部長は「住宅地から観光地に車で向かい、帰りは電車を使うなど使い方が広がるのではないか」と話していました。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|