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野菜の高騰続く スーパーが対策強化9月1日 18時13分
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台風や大雨による日照不足の影響で野菜の高値が続いていて、都内のスーパーでは少量販売にして単価を下げるなど対策を強化しています。
農林水産省によりますと、全国で最も取引量が多い東京都中央卸売市場の野菜の卸売価格は先月30日時点で、台風や大雨の影響で平年と比べピーマンが93%、きゅうりが82%、なすが66%、キャベツが55%値上がりするなど高値が続いています。
消費者の買い控えが広がるなか、東京・板橋区のスーパーでは販売価格の値上げを最小限に抑え、仕入れ価格の上昇分のほとんどを店が負担するなど、対策を強化しているということです。
また、きゅうりやトマトをばら売りしたり、通常5本パックのなすを3本パックにしたりして単価を下げているということです。
買い物に訪れた70代の女性は「野菜は欠かせないので困っています。野菜以外のものを買い控えるようにしています。早く安くなってほしい」と話していました。
スーパーの野菜売場を担当する遠藤啓広さんは「お客様には負担をかけられないので企業努力をしていますが、いつまで続くか心配。今は我慢のときです」と話していました。
農林水産省によりますと、野菜の価格は今後天候が回復すれば9月中旬から下旬には平年並みになる見通しだということです。
このほか1日から魚介類の缶詰やコーヒー、乳製品などの一部が原料価格の上昇を受け相次いで値上げされ、家計への影響は続きそうです。
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