日本企業が、飲料水の確保や生活排水の処理に悩むアジア新興国の水問題解決に乗り出す。パナソニックはインド最大財閥のタタグループと地下水から有害物質を効率的に取り除く装置を共同開発する。人口増で世界の水需要は拡大し、アジアの水ビジネス市場は2020年までに欧州を上回り世界最大になる見込みだ。「安全な水」をつくりだす独自技術をテコに成長市場に食い込む。
パナソニックはインドの農村部など上水道の整備が遅…
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