燃料取り出し
4号機
福島第一原子力発電所4号機は、事故当時、水素爆発は起きたものの、定期検査中であったため全ての燃料が使用済燃料プールに保管され、大きな損傷を被ることなく保管されていました。 この使用済燃料プールから燃料棒を取り出し、共用プールへ移送する作業を2013年11月18日より開始しています。作業は2014年中に完了の予定です。

- 移送燃料の種類(使用済:1166体/1331体、新燃料:22体/202体)
- キャスクの輸送回数 54回
更新日:2014年7月10日
※天井クレーンの年次点検のため、7月1日より9月上旬にかけて燃料取り出し作業を中断しております。
※新燃料の放射能は小さく、人の手で取り扱うことが可能なレベルです。
使用済燃料プールからの燃料取り出しの概要について
4号機の使用済燃料プール内の燃料ラックに保管されている燃料集合体を取り出し、敷地内の共用プールへ移送して集中的に保管します。
この燃料取り出し作業は2013年11月18日より開始し、以下の作業工程で進め、完了は2014年末頃を目指します。
- (1)使用済燃料プール内の燃料ラックに保管されている燃料を、燃料取扱機を用いて、水中で一体ずつ輸送容器(キャスク)へ移動させます。
- (2)キャスクを、クレーンを用いて、使用済燃料プールから吊り上げます。
- (3)オペレーティングフロア高さにある床上にて、キャスクの蓋締め、除染等を行います。
- (4)キャスクを、クレーンを用いて、地上まで吊り降ろし、トレーラーに載せます。
- (5)キャスクを、トレーラーを用いて、共用プールまで移送します。
動画解説

2013.10.30
概要説明(3分42秒)

2013.12.2
実際の作業(3分42秒)

2013.12.3 (3回シリーズ)
写真・動画

2013.11.18
構内用輸送容器着水・燃料取り出し

2013.11.20
水中カメラ映像

2013.11.21
キャスク移動

2013.11.22
共用プールでの作業

2013.11.26
使用済燃料の取り出し

2013.11.27
水中カメラ:使用済燃料の取り出し

2013.11.29
共用プールでのキャスク移動
よくあるご質問
よくあるご質問は、こちら に掲載しています。
その他のユニット
1~3号機
- 燃料が溶解しデブリと呼ばれる状態となったため、従来の方法で取り出すことは困難です。
- このため、今後30~40年の廃炉工程の中で取り出し用治具等の開発と並行して作業を予定しています。
5・6号機
- 2013年12月に5号機・6号機の廃炉が決定し、技術研究組合国際廃炉研究開発機構(IRID)をはじめとする研究機関やメーカーなどと協力しながら、原子炉建屋内の遠隔除染や格納容器内部の調査、燃料デブリの取り出し装置等の研究開発の実物大モックアップ試験(実機実証試験)に活用することを検討しています。