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LUMEX、OPM250L、EOSとは何が違うのか

自分はエンジニアではないので、この三つの製品についての差をここで偉そうに言える立場ではないです。
しかし、たぷたぷさんのたっての御要望により、この記事を掲載させていただきます。

表面的な数字と、その機能がどのような意味を持つのか、素人なりの分析は可能、あるいは必要だと思ってます。
多くの証券会社関係者も実際には専門家ではないですから、そんなに見解としての差はないと思いますよ。

そもそもLUMEX(松浦製作所製)とOPM250Lは双方ともパナソニックからライセンス提供を受けた製品です。
その製品の基本的なライセンス内容は、3DPでの造形とミーリングまでをワンストップで行えること。
従来、ドイツEOS社などの装置では「サポート材」が必要であり、その後のサポート材除去とミーリングは別工程になります。
そろらく3DP自体の性能は、「LUMEX」も「OPM250L」も「ドイツEOS」も大差はないです。
ただし、現状ではEOSが一回り大きな造形が可能です。
LUMEXとOPM250Lの違いは出力で100W(LUMEXが400でOPMが500)、NC装置でメーカーが違います。
LUMEXは400KWに対してOPMは500W、NC装置はI-teckとソディックという差があります。
しかし、大きさや出力の部分は、「差」というよりも、需要と供給の問題なような気がしますので、それ自体は問題にはならないんじゃないですか。
それより、根本的な問題として、この3社が現状で「何ができて、どのような需要を喚起できるのか」が問題ですよね。

機種     3DP サポート材の有無 ミーリング 射出成形機
----------------------------------------------------
EOS       ○       必要        ×        ×
LUMEX      ○       不必要       ○        ×
OPM250L    ○       不必要       ○        ○
----------------------------------------------------

表を見ても分かるとおり、それぞれのステップでOPM250Lが目指しているのは、データから成形品までを「ワンストップで」行うこと。
ESOはサポート材除去工程以降は別工程を要します。
また、LUMEXは金型製作まではワンストップですが、成形品は別工程が必要です。
しかも、「OPM250L」は、スピードの点でLUMEXを遥かに凌駕していると思います。
なぜならソディックの独自技術「リニアモータ」を利用しているためですね。

今後ソディックはEOS製よりも大きな500×3サイズを開発する予定ですから、まさに近い将来「試作品市場」での標準製品になると思ってます。

ちなみに、今ままで、世界的に金属3DPが普及しなかった点は「サポート材」除去と「ミーリング」が別工程だったという点を考える必要がありますよ。





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