docomoユーザー限定な話題です。
最近、CMなどでもみかける、docomoのサービスで「しゃべってコンシェル」というのがあります。
「調べたいこと」や「やりたいこと」などをスマートフォンに話しかけると、その言葉の意図を読み取り、サービスや端末機能の中から最適な回答を画面に表示します。(docomoサイトより引用)
申し込みも不要、月額使用料も不要なので、なんとなく面白半分でアプリをDLしてみました。
感想は一言「おもしろい」。何が面白いって、その回答の珍ぶりが本当に面白い。
CMでは、清水寺の高さは?とか、ぽんと町の「ぽんと」は何語?なんて喋っていますが、
半日使ってみて気づいた事は、回答によってかなり得意不得意があるということ。
しかも、質問する側も単純明快に、かつある程度検討の付く答えを自身に得ていないとダメという事。それが結構頭を使う訳です。
まず、得意分野「○○区の人口は?」や「スカイツリーの高さは?」「富士山の高さは?」
など、一般常識的な質問に対しての回答は、インターネットで検索結果を表示するわけではなく、「3,776mです」とずばり回答を示す。うーん、結構すごい!素直に感動。
が、しかし一方で不得意分野も見つけてしまった。
ふとTVに映っていた松平健を見て、「松平健は何歳?」と問いかけに対して、
「私がお調べしたところの1位は14歳です」との回答。
何故14歳かと、調べてくれたその先のサイトを閲覧してみると、理由はこう。
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松平健(58)の14歳年下妻・松本友里さんが…
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なるほど、14歳年下の「14」に反応したのね…。確かに新聞やネット上の記事内で人の年齢を表記する際カッコ内に数字を入れて、(58歳)とはあんまりしない。 これは不得意分野。
他の人でも試してみて、笑ってしまったのは
「木の実ナナは何歳?」
回答:4,200
ちなみに、木の実ナナ魅惑のシングルコレクション 価格:4,200円の4,200らしい…。
さすがの木の実ナナさんも4,200歳はないでしょう。
他にも、珍回答をいくつか書き記すと…
○アメリカは今何時? 回答:戦中です (確かに、戦中かもな…)
○平成8年は西暦何年? 回答:紀元前8年です
○おしりが痒いです 回答:お近くの病院を検索します(ありがたい)
○iPhoneは好きですか? 回答:なかなか難しいことをおっしゃいますね(シュールな質問でごめんなさい)
○ドコモは好きですか? 回答:いつも傍にいますよ(それはどうも)
コンシェル開発の方の名誉のためにも書いておきたいが、他優れてる点ももちろんあります。
20分後に起こして、と言うと、20分後にアラームをセットしてくれる。これは素晴らしい機能。肉じゃがの作り方を教えてというと、クックパッドでレシピを検索もしてくれる。
で、お尻が痒ければ病院も探してくれます。
一足先に、iPhone 4Sで使える音声アシスタント機能「Siri」もあります。利用したことはないのでその使いやすさは不明ですが、上手に使えば便利なもの?
ちなみに、「彼女になって」と質問すると「そんなこと言っちゃダメだと思います」との回答でした。
音声認識の未来はいかに…。